XPでVistaの美しいメイリオフォントを利用するには
XPはVistaやマックと比べて文字の表示が汚い。フォントの縁を滑らかに表示する機能は通常の日本語フォントで使えないし、対応しているフォントでもエクスプローラなどの表示はキレイにならない。文字を美しくするには「gdi++・dll」を使おう。
XPのフォント表示機能をムリヤリ改造して、フォントの縁を滑らかに表示できるようになる。複雑な設定は不要で、付属している「gditray」というツールを実行することで手軽に利用できるぞ。
さらにフォントとして「メイリオ」を使おう。Vistaの標準フォントだが、マイクロソフトのサイトでダウンロードすればXPでも利用できる。ただしメイリオは文字の横幅が広いためXPに慣れていると表示が間延びしているように感じることが多い。また掲示板などに書き込まれたアスキーアート(AA)が崩れてしまう。有志による改造版メイリオである「meiryoKe」を使うのがオススメだ。
■ gdiとMeiryoKeで画面表示をカッコよくする
gdi++.dl(l FreeType)Helium版 | ||
作者:不明 |
meiryoKe | ||
作者:不明 |
gd i++.dl(l FreeType)Helium版のファイル「gdi0870.zip」をダウンロードして解凍する。「gditray.exe」を実行しよう。タスクトレイのアイコンを右クリックして「有効にする」を選択
表示されるフォントがすべて美しく表示される。スタートメニューやマイコンピュータなどの文字もキレイになるぞ
MeiryoKeの配布サイトから「meiryoKeGothic5.00. zip」をダウンロードして解凍する。生成されたファイル「meiryoKeGothic.ttc」と「meiryoKeGothicB.ttc」をフォルダ「C:\WINDOWS\Fonts」にコピーしよう
「画面のプロパティ」を開き「デザイン」タブを選択。「詳細設定」をクリックする。「指定する部分」で適当な項目を選んで「フォント」で「MeiryoKe_UIGothic」を選ぶ。同様に、変更できる場所はすべてフォントを変更しよう
画面のプロパティでいじれない場所のフォントを変更するには「メイリオフォント簡単インストールメモ」から「meiryo・reg」をダウンロードして実行する