その他部門は、ほかのカテゴリに収まり切れなかった規格外のサービスが目白押しだ。尖ってるサービスから実用的なものまで、まさに「何でもあり」のカオス感はマッシュアップの醍醐味といえる。この中からもっとも目を引いた部門賞を発表!
その他部門は、1つのカテゴリにするまでもないが、ノミネートされないのは惜しいサービスがそろっている。例えば、AmazonのAPIを使ったウェブサービスや、Flickrを使ったサービスなどだ。また、インタフェースにこだわったものが多いのも、この部門ならでは。Ajaxやフラッシュを駆使したサービスも目立った。
しかしながら、インタフェースのアイデアに関しては、日本よりも海外勢に軍配が上がった。整理されたキレイなサイトや、実用的な使いやすさを追求したサービスは日本勢に軍配が上がるが、斬新なインタフェースを考えるのはやはり米国人にかなわないなと感じた。その中で、部門賞に選ばれた「oredas」のマッシュアップのデザインは素晴らしい。日本的な情報の整理と、デザインのクオリティの高さはかなりのものだ。検索結果動画、Wikipedia、楽天の商品、などマッシュアップできる検索サービスほとんどを盛り込んでいる。さらに検索結果にコメントすることができ、新しい情報もたまっていく。
まさにマッシュアップでできることはすべてし尽くした、といった感じのサービスだ。ぐちゃぐちゃになりがちなコンテンツをうまく交ぜ合わせたという点で、出来はかなりいいといえる。
ベスト・オブ・超凄サービス その他部門賞
見たい動画をクリックすると動画プレイヤ画面に切り替わる。ほかの動画も見たければ、「再生終了」をクリックして選択し直せばいい
楽天検索結果ではキーワードに関連する商品を調べることができる
部門賞 受賞者コメント
「oredas(オレダス)を選んでいただきましてありがとうございます!このサービスは、マッシュアップの神と崇められる家入一真氏が遊びで作った「俺ペディア」というWikipediaっぽいサービスに刺激されて作り始めたサービスです。まだまだ改良の余地がたくさんありますので、今後も「なんか楽しくて、結構使えるね!」と思っていただける
サービスにしていければと考えています。(oredas)」
oredasはマッシュアップをしまくるとこうなる、という例として非常に刺激的だ。動画から写真、楽天の商品、Wikipediaなど、考えられる限りのマッシュアップをしてコンテンツを生成している。サイトデザインがまず美しい。そのため、単にマッシュアップした、という印象はなく、サイトとして統一されているように見える。実用性もなかなか高い。動画や画像が主なコンテンツとして出てくるためか、アイドルや女性タレントの名前で多く検索されているようだが、ちょっとした調べ物のときもなかなか使える。ほかと比べてクオリティが高いと感じた。
変なサイトや実用的でないものが多いのがその他部門。海外はやっぱり変なものが多くてすごいなあと思った。日本人もっとがんばれ! 個人的には、札コラメーカーがくだらなくてすごく好き。高度な技術をひたすら無駄遣いしているところがいい。たまに顔とは関係ないところが認識され、心霊写真みたいになってギョッとするのもご愛嬌。部門賞のoredasはとにかくデザインがかっこいい! 個人サービスのクオリティを大きく超えているのがスゴイ! とにかくマッシュアップしてみたという姿勢が、僕に通じるものがある。
2008年01月17日 20:08