ファイルを落としまくって1日100Gもダウンロードする「神」でも、怖い人に家に乗り込まれただけでいきなり有罪になることはない。実際にPCにファイルがあるかが重要なのだ。そんなときのための証拠隠滅に使えるツールを覚えておこう。
刑事裁判は証拠が重要なので実際にパソコンにファイルがなければ有罪にはなる可能
性は非常に低くなる。携帯からのメール一発でフォーマットできる環境を整えておけば、家に乗り込まれた瞬間に遠隔操作でフォーマットするので証拠入手はできなくなる。もし、Shareを使っていたことを問い詰められた場合は、FONのルータを導入していたのでほかの人に勝手に回線を使われていただけだと言い張ることができるのだ! 証拠不十分の状態に陥った怖い人は涙目で立件をあきらめるゾ。
今回必要なブツは、現状把握のための「LogMeIn」「ウインドウズMobile端末」と、遠隔操作による緊急フォーマットのための「Gmail Remote Control」「UWSC」「Eraser」、言い逃れのための「FONのルータ」だ。ここではLogMeInを紹介しよう。
Shareを家のパソコンで放置しっ放しだと、合鍵を勝手に作って酒を持って遊びにきた友人にパソコンを触られて「こいつShareでダウンロード!? シャレになんない……違法じゃん!」と通報されるかもしれない。そんなときのためにも「LogMeIn」を導入しておくべきだ。LogMeInの無料版である「LogMeIn Free」を使えば、ウインドウズMobileの端末からウインドウズXPのデスクトップを操作する感覚で自宅のPCを遠隔操作できるようになるのだ。
デスクトップの状況を監視しておけば、マウスが動いたり、自分が起動した覚えのないウインドウなどが開いていたら、誰かが自分のPCを操作しているということにすぐに気づくことができる。
また、怖い人の捜査までに時間がありそうなときはLogMeInを使う方が確実にフォーマットを起動することができるという利点もある。さらに「LogMeInのIDとパスワードが漏れて他人に自宅PCを遠隔操作されてましたー」「ワタシShare起動シテナイネ」と、逮捕されたときの言い逃れにも使えるのだ。
実用面からも、LogMeInは、MS純正の「リモートデスクトップモバイル」並みの機能を備え、通信は暗号化通信で行うなど、セキュアな面にも気を使っている安全なソフトだ。導入もIDとパスワードを取得して、ソフトをインストールするだけと、簡単なのもよいところだ。
| LogMeIn Free | ||
| 作者:LogMeIn, Inc. | ||
LogMeInのサイトにアクセスし、ログイン用メールアドレスとパスワードを入力し「アカウント作成」をクリック。「LogMeIn Free」を選択し、「サインアップ」をクリックして認証する。認証メールが届くので、リンクをクリックしてアカウントを有効にする
LogMeInに作成したアカウントでログインし「マイコンピュータ」を開き、「コンピュータを追加」をクリック
ダウンロードするサーバソフトの選択画面になるので「FREE」を選択して「続行」をクリックすると、サーバソフトのインストールファイルがダウンロードされる。指示に従いインストールしよう
インストールが終わったらマイコンピュータに自宅PCが表示されるので「編集」をクリック
「利用期間」タブの画面に移動し「LogMeIn Free」を選択し、「利用期間を変更」をクリック。これでPC側の設定は完了だ
「LogMeIn」のモバイル版のページへアクセスし、ユーザー名とパスワードを入力してログインする。初回のアクセス時ブラウザによっては初期設定が表示されることがある
自宅PC名をクリックし、自宅PCにアクセスできるとWindowsユーザー名とパスワードの入力を求められるので入力する。初回起動時はクライアントソフトのインストールが必要だ
「リモート制御」をクリックすると、自宅PCの制御ができるようになる。誰かにPCを触られていないか見張ろう。Shareのお宝動画のダウンロード状況もついでに見張ることもできる
自宅PCの制御はタップやカーソルキーなどで直感的に行える。キーボードもソフトウェアキーボードやローマ字入力で操作できるぞ。なお、LogMeInの動作が重い場合は、設定メニューをタップし色品質を256色(8bit)に落としてやるといい。色が少なくなればデータ転送量が少なくなるので、ネットが遅くてもかなり高速な動作が可能になるのだ。
超旬ツール
2008年7月号掲載
FON
Gmail Remote Control
LogMeIn
P2P
UWSC
セキュリティ
遠隔操作
2008年06月10日 23:12