オンラインサービスの方のPicasaに搭載された新機能が凄い。写真をアップロードすると、写真内から人間の顔を自動検出し、さらに人ごとに自動分類してくれるのだ。「この10枚はA君の写真」といった、人物ごとの「Name Tag」を付加できるぞ。
「Picasa」というのはGoogleがリリースしている写真管理ツールの名前であるのと同時に、Googleが運営するオンライン写真管理サービスの名前でもある。少しややこしいが、今回紹介するのはウェブサービスの方のPicasaに新搭載された「name tags」機能。写真に写っている人間の顔を自動検出し、「この10枚はA君の顔」「こっちの10枚はBさんの顔」といった具合で一人分ずつ自動分類してくれるのだ。友達と遊んだときの写真などを撮っている人にとって非常に面白い機能だろう。「おた☆すけ」に掲載されていた写真を使って、使い勝手や精度をチェックしてみた。
まずPicasaに写真をアップロードする。ツールの方のPicasa(左は英語ベータ版だが日本語版でも構わない)を使うと快適だ。
とりあえず三つのアルバムをアップした。実際には、別に人ごとにフォルダ分けされている必要はない。普段通りに写真をアップロードすれば良い。
ページ上部「New Features!」から「See name tags in action」をクリックし「Get Started~」。
「Try It!」をクリックすると自動検出作業が始まる。写真の枚数によるが、それなり程度に時間がかかる。ページ移動などを行っても構わないのでしばらく放置。
処理が終わると「○ faces found」と表示されるので「Add name tags」。
上部に「同一人物」と認識された写真がまとまっている。基本的に、「同一人物」判定は厳しい。同じ人間が「別人?」と言われることはあっても(今回の例では、実際には3人分の写真なのだが「5人分では?」と認識された)逆は少ないようだ。下部に名前を入力し「Apply」。
メールアドレスを登録することもできる。「Save」。同様に一人ずつ登録を行おう。既に名前を登録した人の写真は、「Suggestions」で名前をクリックする。
同一人物っぽい写真が見つからなかった写真は「?」にまとまっている。
以後、人物写真はPicasaメインページ右カラム「People in my photos」にまとまっている。「View all」で一覧が表示される。
以後、また新しい写真を撮影し、新規アルバムなどでアップロードする、としよう。ここではGoogleイメージ検索で適当に拾った写真(三人分)を利用している。
「Name tag」の一覧表示ページなどで「Find more photos」。
名前タグが付加されていない顔写真、即ちアップしたばかりの写真に関しても上記と同様の自動検出&認識が行われる。同一人物の写真がまとまっているので名前をクリック(or新しい人の写真なら名前を入力して登録)と、初回と同様の流れで登録を行うのだ。
検証が不十分なので断言はできないが、おそらく、顔認識は文字通り「顔」を認識している。全く別の洋服を着ていても「同一人物」と判定されるし、逆に、同じ洋服を着ていても表情の作り方次第で「別人」と判定されたりするケースもあるからだ。また、二回目以降の、既に名前を登録した人物の写真をアップロードした場合にも、「今回アップロードした写真の中でこの10枚は同一人物ではないか」というサジェスト(自動分類)は行われるが、「それは前回までで登録してあるA君ではないか」といったサジェストは行われない。おそらく、あくまで「認識」を行う物であり、学習は行われていないのだろう。
執筆:tokix (tokix.net)
2008年09月06日 23:26




















