いつもHDDがカリカリいってて重いお。裏でいったい何をやってるお。怪しすぎるお……?

キャッシュをメモリに保存している。不要ならSuperfetchを停止させてみて。
Vistaには「Superfetch」という機能が搭載されている。これはメモリに空きがあれば、自動的にキャッシュを作成する機能で、HDDから読み出すよりも高速にツールを起動できるようになる。Vistaではタスクマネージャの「パフォーマンス」タブを見ると空きメモリが常に0になっているが、これはSuperfetchが常にメモリをキャッシュでいっぱいにしているためだ。
しかし、キャッシュを作成するためにHDDから頻繁にデータを読み込んでいるため、常にHDDアクセスが発生する。ハードによってはこの動作がボトルネックとなって、OSの動作が遅くなることもある。
Vistaがあまりもっさりしている場合は、試しにSuperfetchを停止させてみて、軽くなるか様子を見てみよう。

タスクマネージャの「パフォーマンス」タブで「物理メモリ」を確認してみよう。「空きメモリ」が0になっている。これはメモリがキャッシュに使われているためだ

「コントロールパネル」→「システムとメンテナンス」→「管理ツール」→「サービス」をクリック

右側に起動しているサービスの一覧が表示されるので「Superfetch」をダブルクリック

「全般」タブを開き「スタートアップの種類」の選択ボックスから「無効」を選ぼう。これで次回からSuperfetchが自動起動しなくなる

「サービスの状態」の「停止」をクリックすると、すぐにSuperfetchの機能が停止するぞ

2008年10月08日 00時18分
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