アイシェアが行ったインターネットでの選挙活動に関する調査によると、ネット選挙について「賛成」は43％で、反対はわずか9％に留まった。一方で、候補者のサイトの「炎上」については、ほとんどの人がほぼ間違いなく発生すると考えているようだ。

調査はネットユーザーの男女502名を対象に行ったもの。ネット選挙について「賛成」と答えたのは43.8％で、「賛成・反対どちらとも言えない」が47.2％、「反対」が9％。
「もしネット選挙が解禁になったら、候補者のサイトが「炎上」する可能性はあると思いますか？」という質問に対しては、「とてもあると思う」「多くはないがあると思う」という回答が91％。「あまりないと思う」「まったくないと思う」は9％に留まった。
なお、今回の調査で興味深いのは、ネット選挙に賛成している人の割合が一番多いのは、選挙に「必ず行く」と答えた層である点だ。逆に、選挙に関心の薄い層は、ネット選挙の導入にも消極的。ネット選挙は政治に強い関心を持った人が活用することはあっても、投票率アップの効果は期待できそうにないのかもしれない。

・賛成？反対？ネット選挙解禁