文藝春秋の新書『生命保険のカラクリ』(岩瀬大輔著)の全文PDFファイルが無償で公開され話題を呼んでいる。既に手に入れた人もいるかと思うが、パソコンで長文の書籍を読むのは骨が折れることだろう。快適にPDF書籍を読むためのAdobe Readerの設定を解説するぞ。
新書『生命保険のカラクリ』は、全文をPDF化したファイルが4月15日までの期間限定で無償公開されている。生命保険に関心のある人はもちろんのこと、ScanSnapで蔵書のPDF化を検討している人は必ずダウンロードして読んでおきたい。というのも、ScanSnapによりデジタル化された書籍は、今回の無償配布されているPDF書籍とほぼ同じ形式になるからだ。自分の蔵書をデジタル化したらどんな感じで読めるのか、無償配布で体験しておくといい。
書籍をPDF化して読んでいる人には常識だが、PDFファイルをパソコンで読む場合Adobe Readerの初期設定のままではかなりキツい。設定を一部変更して「読書モード」にチューンする必要がある。今回はその設定方法を解説していくぞ。
ダウンロードした『生命保険のカラクリ』のZIPファイルを解凍して中のPDFファイルをAdobe Readerで開こう(Adobe Readerがインストールされていない場合はこちらからダウンロード)。「ズームアウト」ボタンでページをちょうどいい大きさに調整しよう
Adobe Readerの初期設定ではページが縦に羅列表示されるため、下にスクロールしながら読まなければならない。これでは本を読む感覚とは程多い……
「表示」→「ページ表示」→「見開きページ」を選択。これでページが見開きで表示されるようになる。キーボードの矢印ボタンの左右でページを移動すれば、だいぶ本を読んでいる感覚に近い
表紙が見開きになったことでページの表示が1ページ分ズレているので(ページ数が書籍のように左右端ではなく中央に寄っていることから分かる)、「表示」→「ページ表示」→「見開きページモードで表紙をレイアウト」を有効にする
これで実際の書籍とまったく同じレイアウトで読めるようになった
メニューなどの表示が気になる場合は「表示」→「閲覧モード」をクリック
アイコンなどが非表示になりシンプルな画面になる。実際に読み進めていくときはこのモードにするといいだろう
左の「しおり」アイコンをクリックすると、書籍の目次が表示される。クリックするとそのページへと移動できるぞ
本文の検索にも対応している。検索窓にキーワードを表示して「次を検索」をクリックすると、該当する部分が強調表示されるぞ
次回起動したときにも同じ表示設定が適用されるように、「編集」→「環境設定」の「文書」で「文書を開くときに前回のビュー設定を復元」を有効にしておこう
2010年03月02日 18:30