携帯キャリアの災害時サービスも活用しよう!

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災害時にまず行いたいのが安否情報の確認。しかし、3.11のときも経験したが、災害時には電話が非常に繋がりにくくなる。Docomo、au、SoftBankでは、災害時の連絡手段を提供している。災害に巻き込まれた場合も、家族が災害に遭ってしまった場合も、こういった携帯キャリアのサービスを利用して、安否情報の伝達、確認をしよう。携帯キャリアが提供している災害時サービスについて、下記に記載する。記載内容はすべて、3キャリアともに備えているものだ。

災害用伝言板

電話が繋がらない状況下では、伝言板が非常に役に立つ。各キャリアのサーバー上に設置された伝言板に、自分の安否情報を書くことができる。この際、家族や知人のメールアドレスを設定しておくと、自分が登録した安否情報が相手に転送される。素早く情報伝達するためにも、災害時にはぜひ利用しよう。
Docomo
au
SoftBank

災害用音声お届けサービス

震度6弱以上の大地震が発生した場合、「災害用音声お届けサービス」が利用できる。繋がりにくくなる音声通話ではなく、パケット通信を利用する音声メッセージ送信サービスだ。自分の音声を登録し、送信先を設定することで、SMSを通じて相手にメッセージが届く仕組みになっている。声を聞くことで、相手の無事を実感でき、より安心感が高まるだろう。災害時に、自分の肉声を相手に届けるための電話に代わる手段としてこういったサービスがあるということを頭に入れておこう。
Docomo
au
SoftBank

緊急速報メール

緊急速報メールの受信設定をしておくと、気象庁が発表する緊急地震速報、津波情報、特別警報を携帯電話に受信することができる。こういった速報が発表されると、専用の警告音やバイブレーション、画面上の表示で災害情報をお知らせしてくれる。3.11でも、津波被害については情報伝達の問題によるところも大きかったと思う。こういったサービスを利用し、いち早く情報をキャッチするようにしよう。
Docomo
au
SoftBank

 

未だに余震がおさまらず、熊本の方々はどんなに辛いことだろうか。彼らをサポートしていくことと同時に、自分の地域でも大地震が起こった際に最善の行動を起こせるよう、災害時に使えるサービスについては念頭に置いておこう。

2016年04月19日 20時40分
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