どこでも俺環境! USBメモリにUbuntu構築 Winアプリ起動編

Ubuntuでは多くの独自ソフトが開発されているが、フリーソフトの種類に関しては、やはりウインドウズには及ばない。Ubuntuでウインドウズのソフトを利用したい場合は、「Wine」を導入しよう。


Ubuntu上でウインドウズ用のソフトを動かせるツールで、定番ソフトから人気のゲームまで、好きなソフトを利用できる。USBメモリから起動していることをつい忘れてしまうほど、充実したツール環境を構築できるのだ。ここではパッケージマネージャの「Synaptic」からWineをインストールして、ウインドウズ用のソフトを動かしてみる。USBメモリ活用の究極とも言え、Wineの導入に挑戦してみよう。

■ Ubuntuでウインドウズ用のソフトを動かす

「システム」→「システム管理」から、「Synapticパッケージマネージャ」を起動しよう。右側にクイック検索バーが表示されるようにウインドウの幅を調整する

クイック検索バーに「wine」と入力すると、Wineとその関連パッケージ名が表示される。左側のチェックボックスをダブルクリックして、インストールするパッケージを選択する

「適用」ボタンをクリックすると、確認ダイアログが表示される。「適用」ボタンをクリックしよう

Wineのインストールが完了すると「変更が適用されました」という画面が表示されるので「閉じる」をクリック

これでウインドウズのソフトを扱えるようになった。LZH形式のファイルを解凍できるようにLHAのパッケージをインストールしよう。これもパッケージマネージャから導入することができるぞ

EXE形式の実行ファイルの場合は、ダウンロードしてダブルクリックするだけでOK

某有名人気同人シューティングゲームの体験版も問題なく動作するぞ

■ Wineに対応するソフトは?

Wineでは、PhotoshopやMS Officeといった有名どころのソフトを動かせるが、すべてのウインドウズ用ソフトが対応しているわけではない。どのソフトが対応しているかについては、公式サイトのデータベースを参照しよう。

Wineの公式サイトには動作するソフトのデータベースが公開されているぞ

■ USBメモリにOSをインストール! どこでも使える“究極のオレ環境”を作る

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2009年03月06日 20時30分
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