Gmailを画像&音楽ストレージとして利用できる「Echo2009」

「Echo2009」は、超大容量なGmailなどのメールボックスを、画像や音楽、仕事用ファイルなどの置き場として利用するためのツールだ。ドラッグ&ドロップでファイルがメールの添付ファイルとして自分のメールボックス内にアップロードされ、以後はEcho2009がインストールされたどのマシンからでも開けるようになるという仕組み。


特徴的なのは、画像用のサムネイル表示やスライドショー、音楽用のライブラリ表示や連続再生のために専用インタフェースが用意されていること。アップロードした画像や音楽を、画像ビューワや音楽プレイヤ上で快適に楽しむことができるのだ。普段利用しているGmailアカウントをそのまま使えるので、面倒なユーザー登録などは一切不要。出先PCからも楽しみたい、お気に入りの画像や音楽ファイル、利用中の仕事ファイルなどを手軽にアップロードしておくのにピッタリだ。

■Echo2009で自分のGmailアカウントにログイン

Echo2009
  
作者:Culet Networks

Echo2009を起動し、普段使っているGmailアカウントでログイン

指示に従い、現在のメールボックスの空き容量計測を行って導入作業完了だ

メインウインドウが開かれる。複数のGmailアカウントを持っている場合は、「Settings」「Add another」からほかのアカウントを登録する

■巨大なGmailスペース上にファイルをアップしよう

メインウインドウで、Gmail上ファイルの一覧が開かれる。「Photo View」が画像ビューワだ。エクスプローラからファイルをドラッグ&ドロップして登録する

登録後に同期ボタンをクリックすることでファイルのアップロードが行われる。少し時間がかかるが、転送をバックグラウンドで行う機能が搭載されているからストレスを感じない

アップロードが終われば、Echo2009をインストールしたどのマシンからでも、「Photo View」で画像のサムネイル表示や拡大表示、スライドショー表示などを行える

音楽も同様。「MusicView」にドラッグ&ドロップで登録してから転送を行えばよい

■1通あたりの容量制限も回避可能

Gmailには、メール1通あたり20Mバイトの容量制限がある。通常の方法では、大きなファイルをGmail上にアップロードできない。Echo2009は、ファイルを独自形式でGmail上に置いておく仕組み。巨大なファイルの場合は自動で分割が行われるため、基本的にサイズ制限なしでGmailスペースを活用できる。面倒なファイル分割や結合をツールが全自動で行ってくれるぞ。

Echo2009でアップロードされたファイルは独自形式。ダウンロードしてエクスプローラ上から再生することはできない

その代わり、一通あたりの容量制限を超えるような巨大ファイルでも……

自動で分割され、問題なくアップロードできるのだ

■Dropboxなんてのもあるぞ

「Dropbox」はファイル実体データが自動で完全同期される定番オンラインストレージサービス。HDD容量を気にしないのであればオススメだ。招待メールを待つ必要なく、誰でも即座に使い始められる点もポイントだ。

最近話題になってるストレージサービスDropboxを導入してみたんだけど、オススメの使い方を教えてほしい。

2009年03月18日 17時38分
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