Firefoxを出し抜いた!? Google Chromeがグリモンに初期対応

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Greasemonkeyといえばこれまでは「Firefoxを強化するスクリプト」であり、Chromeの対応はオマケのような扱いだった。しかし、Chromeの最新版では初期状態からGreasemonkeyに対応。本家のFirefoxを出し抜いた格好となっている。

Greasemonkeyは元々Firefoxのアドオンとして開発され、スクリプトを追加することでウェブの表示をカスタマイズできる機能として人気を集めた。Chromeでも設定によっては一部のGreasemonkeyを動かすことはできたが、あくまでオマケ。Greasemonkeyは本家本元はFirefox、というのが2009年までの状況だった。
しかし、1月25日にリリースされたChromeの最新版では、ネイティブでGreasemonkeyに対応。Greasemonkeyを内部で自動的にアドオンに変換して利用できるようになっている。現行のすべてのスクリプトで利用できるわけではないが、全体の75%程度が対応しているとのことだ。
さっそくChromeにGreasemonkeyスクリプト「AutoPagerize」を導入してみるぞ。

■ AutoPagerizeをインストールする

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Chromeの最新版にGreasemonkeyスクリプトを導入しよう。ここでは「AutoPagerize」をインストール

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画面下にポップアップが表示されるので「続行」をクリック

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確認のダイアログが表示されたら「インストール」をクリックしよう

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インストールが完了すると画面左上にポップアップが表示される

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設定ボタンの「拡張機能」をクリックすると、アドオンに変換されたGreasemonkeyスクリプトを確認できるぞ

2010年02月02日 21時57分
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