Vistaを買おうとしてまず驚くのが、パッケージの種類の多さだ。まず用途ごとに種類が分れている。このうち家庭向けで一番安いのが「Home Basic」だが、Vistaの大きな特徴であるAeroが使えないのでイマイチお勧めできない。ネトラン的には「Home Premium」がイチオシだ。Vistaの機能を全部試したいなら、ちょっと高いが「Ultimate」がいい。
また、パッケージにはそれぞれ32ビット版と64ビット版がある。これは、32ビットCPU用と64ビットCPU用という意味だ。通常のマシンであれば32ビット版を購入すればよい。
さらに通常版とアップグレード版がある。アップグレード版は、XPなどに上書きしてインストールするための製品だ。値段は安いが、XPへの上書きインストールは、ソフトの互換性の問題などがあり何かと面倒なので、できれば通常版を買っておいた方がトラブルが少ない。
さらに安く買いたい場合は、自作系ショップなどでFDDやHDDなどのハードウェアとセットで販売されている「DSP版」を狙おう。通常のパッケージ版の半分くらいで購入できるぞ。