ウインドウズ全体のツール操作をUnixエディタ「Vi」のキーバインドに変更する

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Unix系のOSの標準のエディタである「Vi」。かなり特殊な操作系統になっているが、一度慣れるとキー操作で全ての作業が完結するため非常に楽。ウインドウズ用のツールもViのやり方で操作したい人向けのツールが「KeyVi」だ。

「KeyVi」は、ウインドウズのOS全体にViのキーバインドを適用するツールだ。対象となるのはすべてのツール。エディタもブラウザもリネームツールも、すべてViと同じCommandモードとInputモードの方式でテキスト編集が行えるようになる。「h」「j」「k」「l」キーを使ったカーソル移動や、「u」のアンドゥ、「yy」のヤンク(コピー)や「dd」のカットもすべてオリジナル通りだ。
なお、指定したツールのみKeyviの操作から除外することも可能。コマンドプロンプトなどはViの操作体系が入り込むと混乱するので、除外しておくといいだろう。

■ 「Vi」のキーバインドをウインドウズ全体に適用

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KeyVi」をダウンロード。ZIPファイルを展開して「Keyvi.exe」を実行して起動する

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起動するとタスクトレイに常駐する。「Esc」キーや「i」キーでCommandモードやinputモードを切り替えられるのは本家Viと同じ。「設定」をクリックしよう

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「アプリケーションごとの設定」で、Keyviを反映させないツールを設定。「Add Aplication」で対象となるツールを選択。「Enable」のチェックを無効にすると、Viのキーバインドを受け付けなくなる。一部の操作のみ対象としたい場合は、チェックを入れて有効化したいキーを選択

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「OK」をクリックして設定を保存しよう。指定したツールがアクティブになっている状態で、KeyViの操作は無効化される

2014年05月26日 14時43分
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