無料で独自ドメインのメールアドレスを作成できる3つのテクニック!永久保存版【まとめ】

inbox_00.jpg好きな文字列を組み合わせて、完全にオリジナルなメールアドレスを作りたいが、独自ドメインの取得やメールサーバーの構築には、お金と技術が必要と知って諦めてはいないだろうか。「お名前.com」の独自ドメインを使って、無料で誰でも簡単にメールアドレスを作れる3つの方法をまとめたので、挑戦してみよう。


■ 独自ドメインのメールアドレスを無料で作る方法は3つ

メールアドレスには、会社や学校、プロバイダーから発行されたものや、ウェブメールサービスで作成されたものなど様々あるが、基本的には「aaa@bbb.com」、つまり、「<ユーザー名>@<ドメイン名>」という文字列の組み合わせで構成されている。「<ユーザー名>」の部分はある程度自由に選べるが、「<ドメイン名>」には、運営元の組織やサービスのドメイン名が入るため、変更できない。この「<ドメイン名>」の部分に、自分で取得した独自ドメインを利用することで、完全にオリジナルなメールアドレスを作ることができる。
独自ドメインのメールアドレスを作成するには、「お名前.com」で取得した独自ドメインと、独自ドメインに対応したメールサービスが必要だ。有名どころでは「GoogleApps」や「Outlook.com」などがあるが、いずれも対応しているのは有料版のみ。毎月かかる費用をできるだけ抑えたいなら、方法は3つ。無料で独自ドメイン登録に対応した「ZOHOメール」「inbox.com」を使うか、もしくは「お名前.com」が無償で提供している「メール転送plus」利用するかだ。

いずれの方法にもそれぞれ特徴がある。自分の用途に合わせて最適なサービスを見極めよう。

 


■ 日本語サポート万全の「ZOHOメール」なら初心者でも簡単に作れる

独自ドメインのメールアドレスを作りたいが、設定が難しそうでためらっている……という人におすすめしたいのが、「ZOHOメール」を利用するテクニックだ。「ZOHOメール」はオンラインでメールの送受信を行えるウェブメールで、国内で唯一、無料で独自ドメインの登録に対応している。日本のサービスなので、メニューやヘルプはすべて日本語。サポートが充実しているので、設定に自信がない人も安心して利用できるぞ。1つの独自ドメインから発行できるメールアドレスは最大10個までだが、個人で複数の連絡先を使い分けたい、といった用途には充分だろう。

 

【第1回】 「.tokyo」を使って無料で独自ドメインのメールアドレスを作成しよう
【第2回】 お名前.comで「.tokyo」を取得して、自分だけのメールアドレスを作ろう

 


■ 大量の独自ドメインメールが必要なら発行上限ナシの「inbox.com」

独自ドメインのメールアドレスを、多くのユーザーに発行したい場合には「inbox.com」だ。米国のウェブメールで、1つの独自ドメインから、無制限にメールアドレスを作成できるのが特徴。メニュー表記はすべて英語だが、メールの本文やタイトル、アドレス帳は日本語を表示できるので、操作方法さえ覚えてしまえば問題ない。組織を運営していて、独自ドメインのメールアドレスをメンバー全員に提供したい、といった用途で使えるサービス。ウェブメールとしての機能も充実しており、迷惑メール対策などのセキュリティ周りも万全だ。

【第1回】「GoogleApps」「Outlook.com」の代わりはコレ!無料で独自ドメインのメールアドレスを無制限に発行できる「inbox.com」
【第2回】無料で大量アカウント発行もOK!「inbox.com」で独自ドメインのメールアドレスを運用する

 


■ 最小限の手間でお手軽に独自ドメインメールを作れる「メール転送Plus」

「ZOHOメール」や「inbox.com」といったウェブメールは便利だが、ドメイン登録やDNSレコードの設定が煩わしい。もっとシンプルに独自ドメインのメールアドレスを利用したいなら、「お名前.com」が提供している「メール転送Plus」を利用しよう。「お名前.com」で取得したドメインからメールアドレスを作成し、そこに届いたメールを自動的に別のメールアドレスに転送されるように設定する。あくまで擬似的な措置だが、外部からは独自ドメインのメールアドレスを使っているように見える仕組み。転送先には普段使っているメールアドレスを指定すればOKだ。

【第1回】「お名前.com」だけの便利ワザ!Gmailで独自ドメインのメールアドレスを無料で作成する方法!
【第2回】これで送信も完璧!Gmailで独自ドメインのメールを無料で利用する設定方法る

 
【追記】「お名前.com」では、月額42円から利用できる「お名前メール」を提供中。よりシンプルな設定で独自ドメインのメールアドレスを利用できるようになる。使い方は以下の記事を参考にしてほしい。

月額わずか42円~!独自ドメインが使える超格安メールサービスを活用すべし

 


なお、複数の利用者にメールアドレスを提供する場合に覚えておきたいのが、管理者の権限だ。「ZOHOメール」と「inbox.com」では、独自ドメインで作成したメールアドレスごとに、個別の受信トレイやアドレス帳が用意される。また、独自ドメインを設定した管理者は、利用者のメールアドレスの利用状況をチェックできる権限を持つ。一方、「メール転送Plus」で提供されるのは、メールを転送する機能のみ。「メール転送Plus」には、どんなメールが送受信されたかの記録は残らないので、利用状況は本人しか把握できない。会社組織などで利用する場合は注意が必要だ。
 
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さらに、複数のサイトやブログ、メールアドレスを作るなら「お名前.com」の[セット割引]がオススメだ。ドメインを複数一括登録することで、 人気ドメインが通常価格よりさらに安く取得することができる!まとめてたくさんのサイトやメールアドレスを作る際には積極的に活用しよう!
 
外部からは同じ独自ドメインのメールアドレスに見えても、利用者側の使い勝手はサービスによって大きく異なる。それぞれのメリット・デメリットを正しく把握して、目的に合ったものを選択しよう。


2015年01月13日 12時00分
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