「システムの復元」をしたはずなのに、間違って消したメールが返ってこないぞ

「システムの復元」で戻ってくるのはウインドウズの動作に必要なデータやアプリケーションだけ。
ウインドウズMeとXPには、ウインドウズのシステムの状態を「復元ポイント」として保存しておき、何らかの不具合が発生したとき、元の状態に戻せるようにする「システムの復元」という機能がある。
ウインドウズXPでは、24時間ごとに自動的に復元ポイントを作成され、また、ソフトのアンインストール時、周辺機器を動かすためのドライバのインストール時、ウインドウズアップデートによるシステムの更新時にも復元ポイントが作られる。「ソフトのアンインストールなどを行った後、パソコンが動かなくなった」なんてときには「スタート」メニューからシステムの復元を起動して、ウインドウズを快適に動作していたころの状態に戻してやろう。
ただし、元に戻せるデータは左表の通り。パソコンの動作に必要なファイルしか復元できない。文書、画像、メールなど、ユーザーが作ったファイルは誤って消してしまっても返ってこないので要注意。

システムの復元は、元に戻せるものと戻せないものがある

パソコンを元の状態に戻したいなら「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「システムの復元」をクリック

「コンピュータを以前の状態に復元する」を選んで「次へ」をクリック

復元ポイントはカレンダーの太字表示されている日にちに作成されている。元に戻したい日にちをクリックして、画面右からどの状態に戻したいのか選択したら「次へ」。これでシステムが復元される

2007年10月04日 00時38分
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