「タスク」でスクリプトを自動起動しようとしても「アカウント情報が設定できなかった」とエラーが出る

Windowsログインのパスワードを設定する必要がある。パスを設定し、毎回打つのが面倒なら入力を自動化しよう
本誌9月号で紹介している、同人誌自動収集のためのネトラン特製スクリプト「Exploadown」は、Windows標準の「タスク」機能を使って自動起動させるのがオススメ。ただ、「タスク」は、Windowsログイン用のパスワードを設定しておかないと登録できない。「アカウント情報が設定できなかったので、実行されない可能性があります」とエラーメッセージが出てしまうのだ。パスワードを登録してからタスク設定を行おう。また、OS起動時に毎回パスワードを入力するのは面倒くさい……という人向けに、ログイン時のパスワードを自動入力させる方法も併せて紹介する。

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まず自分のログインユーザー名を確認。スタートメニューに書いてある。

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コントロールパネル「ユーザー」を開き、自分のログインユーザー名をクリック。

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「パスワードを作成する」という項目があれば、現在パスワードが登録されていないということだ。クリック。

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パスワードと、パスワードを自分で思い出すための情報を入力し「パスワードの作成」。

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「ファイルやフォルダを個人用にしますか」は「はい」にしておくことをオススメする。他のユーザーでWindowsにログインした場合に、自分のマイドキュメントなどを覗かれなくなるのだ。今回の件とは関係ないので「いいえ」でも良い。

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本誌の手順通りにスクリプトの自動起動タスクを登録する。先ほど登録したパスワードを設定すれば、正常にタスク登録が行われる。

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OS起動時にパスワードを入力するのが面倒なら、「窓の手」などのシステム調教ツールを使い、パス入力を自動化させよう。「窓の手」の場合は「ログオン(1)」タブで「自動ログオンする」にチェックを入れてユーザー名と(先ほど登録した)パスワードを入力して「設定反映」。OSを再起動させ、パスワード入力画面が表示されることなくログインできれば設定成功だ。

執筆:tokix (tokix.net)

2008年08月19日 21時47分
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