アンインストールで残ったゴミをFinal Unsintallerで完全削除

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インストールしたツールを「プログラムの追加と削除」でアンインストールしても、Cドライブ内やレジストリ内には、様々なゴミが残っていることが多い。Final Unsintallerは、定義ファイルを使って各種ツールのゴミを完全に削除するためのお掃除ツールだ。

重要:現在の最新版でソフトウェア情報の削除ができない(シェアウェア登録を求められる)という情報を頂き、こちらでも確認いたしました。11/2に「削除ができた(ただし確認ミスで必要なツールを消してしまった)」という報告を頂いており、かつ11/9に「削除できない」という報告を頂いているので、この一週間の間にライセンス周りに変更が加えられたと考えられます。現在裏付けとなるアナウンスなどを探していますが、「登録しないと使えないシェアウェアである」と了解いただければと思います。

インストールしたツールの本体ファイルや各種データ、レジストリに対する書き換えなどは、「プログラムの追加と削除」で全て消え去る……はずなのだが、実際には消え切らないことが多い。ツールのインストールやアンインストールを繰り返す中で、Cドライブ内やレジストリなどに大量のゴミが残ってしまうのだ。「このツールはこうしたゴミを残す」といった定義ファイルを使い、各種ツールのゴミを完全に消し去ってくれるお掃除ツールFinal Uninstallerを使って定期的にメンテナンスをしておこう。

注意点は、「アンインストール済みツール」としてリストアップされるツールリストが、100%正しいとは限らないということ。下の手順通り、きちんと確認してから「お掃除」を行わないと、インストールして常用しているツールをも消してしまうことになるので、この点だけは注意を。

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Final Unsintallerを作者のページからインストール。まず下部「Online Upgrade」から定義ファイルの更新を行っておこう。

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「Scan」でスキャンが行われる。上カラムが「既にアンインストール済みと思われる(がゴミが残っている)ツール」で、下カラムが「現在インストールされているツール」だ。

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スキャンされた各ツールをダブルクリックすると「ゴミ」の実体が表示される。上カラムがレジストリで、下カラムがファイルのゴミ。

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注意点は、上カラムの「Select All」を選択しないこと。特に、いわゆる「インストーラー版/ZIP版」のような選択肢がある場合に後者を選ぶことが多いユーザーの場合、「普通に使っているツールが上カラムに表示される」というケースが少なくないからだ。必ず一つずつ、「このツールは既にアンインストールしている」というものだけにチェックを入れていくよう注意。

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下カラムから、インストール済みツールの強力アンインストール(つまり「普通にアンインストールしても残るゴミをも消すアンインストール」)を行うことも可能だ。

執筆:tokix (tokix.net)

2008年11月01日 22時19分
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