内蔵用HDDを「リムーバブル化」してお宝をガンガン格納しよう!

大容量のお宝ファイルをためこむには、やっぱり大容量で高速なHDDが最適だ。HDDを増設するときは、USBの外付けが簡単だが、内蔵用のHDDより値段がかなり割高。どんどんファイルがたまって何台も買い足していくとけっこうな出費となってしまう。そこで「裸族のお立ち台eSATAプラス」を使って、安価な内蔵用のシリアルATAのHDDを裸のままで抜き差しして、リムーバブルメディアのように使ってしまおう。


eSATAで接続すれば、USBのHDDよりはるかに速い。さらにHDDが何台も増えていくようになると、結果的には外付けHDDより安上がりになるぞ。

■シリアルATAのHDDを裸で抜き差し


今シリアルATAのHDDを買うなら、1Tバイトクラスが安くてオススメ。写真はWesternDigital「WD10EADS」。Amazonでは9000円を切っているぞ


裸族のお立ち台eSATAプラス」を使うと、シリアルATAのHDDを裸のまま抜き差しして、リムーバブルドライブ感覚で使うことができる。接続はUSB2.0とeSATAをサポートしているため、eSATAが使えないノートPCなどの環境ではUSB2.0としても使えるぞ。カードリーダー付きのも出ているがそれよりはeSATAプラスの方が割安だ


HDDを接続する場合、USB2.0はお手軽だが、速度重視ならeSATAがオススメだ。「裸族のお立ち台eSATAプラス」にWD10EADSを差し、大きなファイル(AVIファイル9個・3.06Gバイト)と、小さなファイル(JPEGファイル1000個・1.98Gバイト)のコピーを行ってみたが、eSATAの方は所要時間が2分の1以下で済んだ


使っているパソコンにeSATAのコネクタが装備されていない場合は、拡張カードで増設するという手がある。高速なPCI Expressx1スロット用のカードを使うのがオススメ。写真はバッファロー「IFC-PCIE2ES


パソコンの電源を切った状態で、ケースを開け、eSATAカードを空きスロットに装着する


カードを装着したらパソコンを起動して、付属のディスクからドライバをインストールしておこう


「裸族のお立ち台eSATAプラス」を付属のケーブルを使ってeSATAコネクタに接続する。ノートなどでeSATAカードを使えない場合は、USBポートに接続しよう。あとはシリアルATAのHDDを装着すればいい

■内蔵型ラックでスッキリ増設

裸族のお立ち台eSATAプラスは外付けなので装着は簡単だが、パソコンの周辺に接続用ケーブルが這い回るのでいくぶんゴチャゴチャしてしまう。もしパソコンの5インチベイに空きがあるなら、内蔵型のHDD用ラックを使うとスッキリする。
使い方は裸族のお立ち台eSATAプラスと同様。5インチベイに装着したラックに、裸のシリアルHDDをガシャポンと差し込むだけ。導入時は、パソコンのケースを開けてラックを装着しケーブルを接続しなくてはならないのでちょっと面倒だが、いったん装着してしまえばあとは非常に快適。ケーブルがケースの外に出ないので、パソコン周りがスッキリする。
この手のラックは各社から出ているが、「技あり!楽ラック!Jr.」なら電源ランプとアクセスランプが付いていて、動作状況が確認しやすいので便利だぞ!


センチュリーの「技あり!楽ラック!Jr.」は、シリアルATAのHDDを裸で抜き差しできるラック。実売は3000円程度。アクセスランプが付いているのが何気に便利だ


パソコンの5インチベイに内蔵して、ケース内のシリアルATAコネクタに接続。電源ケーブルも接続する。あとはシリアルATAのHDDを裸のまま抜き差しするだけだ

■リムーバブルHDDに大量のファイルを楽にコピーしたいときは「Fastcopy」がオススメ

FastCopy

「FastCopy」を使うと、ウインドウズのファイルコピーより高速なコピーが可能。またコピー中のCPU使用率も低く抑えられ
るので、コピーしながら別の作業をスムーズに行える。

大量のお宝ファイルの格納・保存はHDD&ブルーレイを使おう!

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2009年04月21日 20時04分
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