WordPressの自作テーマで、特定のカテゴリだけ表示を変えることってできる?

「category-(name).php」のようなテンプレートファイルを用意すればいいぞ。

定番ブログエンジンの「WordPress」では、カテゴリ別やタグ別、年月別など様々な記事一覧ページが存在する。サイトの構成やデザインを決めるテーマの作成時には、「index.php」を用意するだけでこれらのページのデザインを一括して指定できるが、ときにはページごとに構成を変えたいこともある。例えば、ニュース記事では画像と要約を表示したいが画像や動画の紹介記事は画像だけ大きく表示したいというような場合だ。
index.php内での条件分岐でそれぞれの処理を記述するという手もあるが、ファイルが長大になると編集しにくくなってしまう。特定のカテゴリだけ別のテンプレートを使いたければ、「category-(name).php」のような名前のファイルを用意しよう。該当する一覧ページへのアクセス時に、そのテンプレートが使われるようになるぞ。
対応するカテゴリテンプレートが無い場合はindex.phpが使われるので、全てのカテゴリのテンプレートを用意する必要は無い。
他にも、「tag-(name).php」で特定のタグの記事一覧、「category.php」「tag.php」「date.php」「search.php」でカテゴリやタグ、年月別や検索結果の記事一覧をカスタマイズできるので、活用して使いやすいサイトを作り上げよう。


001

「category-(name).php」の「(name)」の部分には、URLで使われるスラグ名を入れる。カテゴリ別記事一覧ページの「category/」以降の部分がスラグ名だ。


002

テーマファイルのディレクトリに「category-news.php」のようなファイルを作成して、当該カテゴリ用の一覧ページ生成処理を記述しよう。

2016年07月01日 09時01分
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