アウトルックエクスプレスで突然メールが消滅しました。誰か助けてください。

ごみ箱にバックアップファイルがあるかもしれないので確認してみよう。なかったらアウト。
アウトルックエクスプレスでよく起こるトラブルがメールの消失。とくに、アウトルックエクスプレスの起動100回ごとに行われる「メッセージの最適化」の実行中にウインドウズを強制終了させたり、何かトラブルが発生するとメールが消滅してしまうことがある。そんなときは、取りあえずごみ箱をチェックしてみよう。アウトルックエクスプレスでは、メッセージの最適化を行う前にメールフォルダのバックアップをごみ箱内に保存するので、このファイルが残っていればここからメールを復旧できる。
メッセージの最適化はトラブルの元だが、これをやらないと今度はアウトルックエクスプレスの動作自体が遅くなったり、別のトラブルが発生する可能性があるので避けて通れない。また、1つのメールフォルダ内にメールが増えすぎてもトラブルの元だ。メールは定期的にバックアップしたりフォルダ分けをしたりして、トラブルに備えておこう。

アウトルックエクスプレスは起動100回ごとに、メッセージの最適化を促すメッセージを表示する

メッセージの最適化でメールが消えたら、バックアップからの復元を試してみよう。まずはごみ箱にバックアップが作成されているかを確認する。「受信トレイ.bak」など、「メールフォルダ名 .bak」という名前のファイルがメールフォルダのバックアップファイルだ

バックアップファイルを読み込ませるメールフォルダを作成する。「ローカルフォルダ」を右クリックし、「フォルダの作成」をクリックしよう

適当なメールフォルダ名を入力し、「OK」をクリックする

作成したメールフォルダを右クリックし→「プロパティ」をクリックする。メールフォルダのデータファイルが保存されているフォルダが表示されるので、このフォルダを開こう

アウトルックエクスプレスを終了し、先に作成したメールフォルダファイル この例の場合「バックアップ復旧.dbx」 を削除する

ごみ箱からメールフォルダのデータファイル保存フォルダに復旧させたいメールフォルダファイルを移動し、先ほど削除したメールフォルダファイルの名前に変更する

これでアウトルックエクスプレスを起動すれば、作成したメールフォルダ内にメールが復旧されているはずだ

2007年06月08日 00時18分
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