iPhoneで読める電子コミックサービスはいくつかあるが、iPhoneでしか実現できない画期的な表現方法を取り入れたのが「4タクマンガ/可能性の帝国 Vol.1 デートの可能性」。漫画の画面を上下左右にスライドすることで、ストーリーが分岐するぞ。

「4タクマンガ」は、ストーリー分岐とマルチエンディングを取り入れた4コマ漫画ならぬ「4択漫画」。操作方法は上の動画を見れば分かる通り、画面を上下左右にスライドすることで物語が別の展開を見せる。ストーリー分岐はノベルゲームやRPGではお馴染みの手法だが、元々は書籍である漫画の形式を発展させていることから、80年代末に流行したゲームブックに近い。上下左右に画面をスライドできるiPhoneだからこそ実現できた表現形式なのだ。
4タクマンガの第一弾として発表されたのは「可能性の帝国 Vol.1 デートの可能性」という作品。執筆しているのは漫画家の朱戸アオさんだ。iPhoneのみならず今後の電子リーダーの可能性を広げる表現になりそうなので、これからの展開に期待だ。

・4タクマンガ　可能性の帝国 Vol.1 デートの可能性

・4タクマンガ/可能性の帝国 Vol.1 デートの可能性: フリックする方向によって話の展開が全く変わる４コママンガ。