これからの書店は「本が並んでいる場所」ではなく「本が作られる場所」になるのかもしれない。三省堂書店は、電子書籍のデータを下に店頭で書籍を製本する「三省堂書店オンデマンド」を今秋からスタートすると発表した。

「オンデマンド出版」とは、注文のあった書籍を店頭で製本して販売する新方式。米オンデマンドブックス社の「エスプレッソ・ブック・マシーン」によって、コーヒータイム程度の時間で、電子書籍のデータから実際の書籍を作成できるようになる。電子書籍のデータはGoogleBooksや国内出版社からの提供になる予定。当初は神保町本店から導入し、その後順次拡大していくとしている。

・あなたの「目の前」で本ができあがる！三省堂書店オンデマンド この秋オープン！