「お名前.com」15周年で超お得ドメイン一括GETのチャンス!悪用経歴のある危険ドメインを見極めよう

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サービス開始からちょうど15年目を迎える「お名前.com」では、9月10日より、ドメインを特別価格でゲットできる「お名前.com 15周年記念キャンペーン」が始まっている。キャンペーン期間中は、ドメインをお得に、一括取得する大チャンスだ。この機会にドメインを取得しようとする人のために、過去に悪用された経歴のない、安全なドメインを見極めるテクニックを伝授するぞ。

■ 「お名前.com」15周年でドメイン格安ゲットのチャンス!

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お名前.com」のサービスが開始されたのは、1999年9月10日のことだ。それから15年。今年の9月10日は「お名前.com」のオープン15周年に当ることから、それを記念した「お名前.com 15周年記念キャンペーン」が開催されている。
キャンペーン特設サイトの中では、「「15」で分かるお名前.com」と題して、「お名前.com」の実績やサービスが一覧でまとめられている。分かりやすいので、どこでドメインを取得するか悩んでいる人も、この機会に見ておくといいだろう。

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キャンペーンの内容は、9月10日を皮切りに、ドメインが毎日、日替わりで特別価格で提供されるというもの。9月10日は「.xyz」が15円(通常は180円)、9月11日は「.org」が250円(通常は380円)、9月12日は「.jp」が950円(通常は1980円)……というように、毎日ドメインが一種類ずつ、通常より安く手に入る。
特に見逃せないのが、1個1000円以上する高額ドメインの大幅な割引だ。例えば、9月12日は人気の「.jp」ドメインが対象となり、価格は950円と通常価格1980円の半分以下。普段は手が出しにくい高額ドメインをまとめて購入する絶好のチャンスだった。
お名前.com 15周年記念キャンペーン」は、10月2日開始のもので終了となる。それまで割引価格になるドメインは毎日更新されるので、この貴重な機会に欲しいドメインを一括で取得しよう。

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■ 過去に悪用された経歴のある危険ドメインを見抜くには?

ドメインを一括取得する際に注意したいのが、過去に悪用された経歴のあるドメインの存在だ。
新しく取得したばかりのドメインでも、以前開設されていたサイトやサービスによっては、検索エンジンに不利な評価を与えられているケースがある。
例えば、違法性のあるサイトで使われていたドメインの場合、何も知らずに入手してサイトを開設したものの、Googleの検索順位はどう頑張っても上位にならない。それどころか、検索結果にすら現れてこない、いわゆる「Google八分」の状態になっていることもある。
ほかにも、そのドメインでいかがわしいサイトが作られていた、迷惑メールの中継・送信元になっていた、といったケースがあり、何の下調べもなしに手当たり次第にドメインを取得していると、そういったとんでもない過去を持ったドメインを掴んでしまう恐れがある。
そこで、ドメインの過去の使用経歴を探るテクニックを紹介しよう。「お名前.com 15周年記念キャンペーン」は、ドメインをまとめて手に入れる絶好の好機。3つのサービスでドメインの素性を洗い出し、怪しい過去がないかを事前にしっかり調査しておこう。

■ 過去にどんなサイトが運営されていたか「Internet Archive」で検索

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欲しいドメインを手に入れる前に、そのドメインで過去にどんなサイトが運営されていたのかを「Internet Archive」の「WayBack Machine」でチェック。トップページでドメイン名を含むURLを入力して「BROWSE HISTORY」をクリックしよう

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今回調べたのは「axelmusic.com」というドメイン。「Internet Archive」では、2007年付近に大量にキャッシュが残されている。この年代に移動して、カレンダーの水色の表示の部分をクリックすると……?

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2007年当時、開設されていたウェブサイトの内容が表示される。「axelmusic.com」はどうやら海外の動画コンテンツの販売サイトだったようだ。今回は健全なサイトだったようだが、中には違法性のあるサイトも少なくないので用心したい

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なお、「Hrm」と表示される場合、「Internet Archive」内にキャッシュが残されていないので、過去にサイトが開設された形跡がない。とりあえずは合格点と言える

■ 「URIブラックリストチェック」で迷惑メールの経歴がないか確認

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Worldwide URI black list check 世界のURI (ドメイン)ブラックリストチェック」は、迷惑メールの中継・発信元のアドレスをまとめたリスト。取得したドメインが、迷惑メールの送信や転送に使われた過去がないかをチェックできる。「Domain / ドメイン名」に調べたいドメイン名を入力して「Check / チェック」をクリック

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過去に迷惑メールの中継・発信元に使われたことがあるドメインの場合、「~リストに登録されています」と赤字で表示される。このドメインはスパムメールの温床としてGoogleから厳しい評価を下されている可能性が高いので、取得は絶対にNG

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すべてのリストで「~には登録されていません」と表示されていれば、チェックはクリアだ

■ 「透明性レポート」で「Google八分」になってないかチェック

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Googleでは著作権違反によるコンテンツ削除リクエストの申請履歴を、レポートとして公開している。「透明性レポート」の「コンテンツ削除リクエスト」に、取得したいドメイン名を入力して「検索」をクリックしよう

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「指定されたドメイン」の項目にドメイン名が表示されたらアウト。そのドメイン名のサイトに、著作権違反のコンテンツがアップロードされた経歴があるということだ

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表示されたドメイン名をクリックすると、削除リクエストの詳細をチェックできる。「リクエスト」には、コンテンツの著作権者や、削除を申請した団体名が公開されている。過去にGoogleに削除リクエストが受理されたドメインは、Googleの検索結果で上位表示はほぼ不可能となる

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ドメイン名での検索結果に、「~に一致するリクエストは見つかりませんでした」と表示されれば。問題なしだ

■ 誰もが欲しがりそうな魅力的なドメインほど注意すべし

ドメインを取得する際には、短い文字列や、意味のある単語、またはその組み合わせを狙う人が多いはず。こういったドメインほど、過去に利用経歴のあるオールドドメインであることが多く、ネガティブな評価が付随している可能性も出てくる。
人気のありそうな文字列のドメイン名を見つけても、即座に取得するのは危険。なぜ、そのドメインにはプレミアが付かずに放置されているのか、充分に検討する慎重さが欲しいところだ。

以上の点にさえ気を付ければ、ドメインの取得で大失敗することは、まずないだろう。
お名前.com 15周年記念キャンペーン」は、9月10日から10月2日までの15日間。この間、特別価格のドメインは毎日、一種類ずつ更新される(土日祝日を除く)。どのドメインが特別価格になるかは当日になるまでのお楽しみなので、毎日、欠かさずにチェックしよう!

2014年09月23日 12時00分
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