ウイルス対策ソフトの期限が来ちゃった。バックレても平気?

セキュリティを守るためのコストを惜しんじゃダメだ。
市販のウイルス対策ソフトは通常ウイルス定義ファイルを更新できるのが1年間という期間に限定されている。期間が終わったウイルス対策ソフトは、料金を支払うことでまた1年間定義ファイルを更新できるようになるが、ウイルス対策ソフトはたいていの場合きっちり1年で新しいバージョンが発売される。それだったら新しいバージョンを買った方がいいんじゃないかと思う人もいるだろう。
更新サービスを1年間延長する料金は大体4~5000円程度。これに対し、新バージョンを購入する場合、6~7000円程度である。つまり、更新だけするのと、新バージョンにするには、実質的に1~2000円くらいの差しかないのだ。
新バージョンを購入すれば、総合的なセキュリティ対策能力が上がるというメリットがある。より安全を求めるなら、更新するのではなく「切れたら新バージョンを買う」という方がオススメだ。

更新期限が切れるとウイルス対策ソフトが画面に警告を表示する。メーカーのウェブサイトにアクセスして更新を申し込むことができるが、やらない方がオススメ

メーカーサイトでパッケージではない「ダウンロード版」の最新バージョンを確認すると更新料よりちょっと高めの値段で買うことができる。どのメーカーでも同じだ

一方、ソースネクストの「ウイルスセキュリティZERO」のように、ウイルス定義更新の期限設定がない画期的なソフトも出てきている。コストを安くしたいならこういう選択肢もアリだ

2007年08月26日 00時10分
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