他ユーザー・システムから見えない隠蔽フォルダを作る「Folder Lockbox」

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他のユーザーやアプリケーションから一切見えない隠蔽フォルダを作成し、パスワードで可視/不可視を切り替える海外製フリーソフト「Folder Lockbox」がリリースされた。「色々アレなファイルを隠蔽フォルダに隠したい」といったテーマで常に問題になるのは、上手い手を使わないと「何かを隠している」とバレてしまう、ということだ。見るからに暗号化されているフォルダ・分かる人なら分かる拡張子のファイルなどがシステムに存在してしまっては、「何か隠してるな」とバレバレだ。この問題を解決するための方法論はいくつか登場している(有名なところでは二重底形式の暗号化ドライブ作成ツールTrueCryptなど)が、「Folder Lockbox」も選択肢の一つに加えて良いだろう。

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「Folder Lockbox」を作者のページからダウンロードしインストール。途中、パスワード(とヒント)・秘密フォルダの位置を設定する。

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インストール後、指示に従ってPCを再起動させ導入完了。詳細は後述するが「Ctrl + Shift + P」をクリック。パスワード入力ウインドウが表示されるので、インストール時に入力したパスワードを入力し「OK」。

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メインウインドウが開く。「Locked」の状態では、先ほど設定した秘密フォルダはエクスプローラに表示されない。詳細未確認だが、作者ページの解説によると「他のユーザーやアプリケーションからも見えない。ローカルからもネットからも一切アクセス不能なのだ」とのこと。

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「Unlocked」状態では隠蔽が解除され、普通のフォルダと同様にアクセス可能となる。

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先ほど利用したホットキーは、「Advanced」で呼び出せる下部メニューの「Options」タブで設定する。「Protect My Lockbox folder in Windows Safe Mode」にチェックを入れておくのがオススメ。……あとスキン機能もあったりする。「Save」で設定保存。

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ただ、毎回メインウインドウを開くのは面倒だ。スタートメニュー「My Lockbox」は、パスワード入力ウインドウ → 認証後に隠蔽フォルダをUnlock → エクスプローラで開く、という動作。このショートカットをランチャーなどに登録し、普段はこちらを使うのがオススメ。

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Unlock後はタスクトレイアイコン「Lock and Quit」でLock状態に戻せる。

2006年09月15日 03時14分
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