神田氏のラジオ出演に圧力 劣化ウラン弾の記事が原因?

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多くの著書で知られるジャーナリストの神田敏晶氏は自身のブログで、ニッポン放送のラジオ番組に出演する予定だったのが、スポンサーの東京電力から圧力がかかってドタキャンとなったことを明かしている。原因は6年前に執筆したブログの記事らしい。

問題の記事は「真実と事実はちがうバグダッド 」というタイトルで、2004年にヨルダンに滞在していた神田氏が、現地の様子を綴ったもの。この中で劣化ウラン弾について、

「日本の原子力発電などに利用された劣化ウランが米国に販売もしくは、廃棄物利用のために利用されているというのもある意味、「派兵」以上の大きな責任があるのかもしれない。」

という記述があり、これが東京電力としてはNGだった……ということらしい。
劣化ウラン弾に日本の電力会社が提供した劣化ウランが使われているという疑惑は以前からあるが、こういった強い対応に出られると、さもありなんと思わせる。東京電力とニッポン放送は、この件について釈明が必要だろう。

6年も前のブログでニッポン放送?東京電力?からドタキャンをくらう話。

2010年01月12日 20時26分
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