画像がテカテカして嘘くさく感じられるときはノイズを加えて味を出そう
画像ソフトで背景の画像を作成したときに、あまりにもべったりした色合いで違和感を感じることはないだろうか。そんなときは画像にほんのわずかにノイズを加えると、目に馴染む画像を作ることができる。Photoshopでスマートオブジェクトを使いながらノイズをフィルターで追加する方法を解説しよう。
Photoshopで画像を作成したけど、何か実体感や手触り感がない、と感じる人はいないだろうか。あまりに画像がテカテカしていて違和感がある場合は、微細なノイズを追加すると、色はそのままなのに画像の印象がガラッと変わる。
Photoshopのフィルターには「ノイズ」という項目があり、パーセンテージで加えるノイズの量を調整できる。味のある画像を作りたい場合は、2%~6%のノイズを混ぜ込むと、かなり雰囲気が変わるぞ。
■ 単色画像にノイズを加えて落ち着きをもたらす
Photoshopの画像に「ノイズ」を追加する前に、まずはレイヤーを右クリックして「スマートオブジェクトに変換」をクリック。スマートオブジェクト化しておこう
レイヤーがスマートオブジェクトになったら「フィルター」から「ノイズ」→「ノイズを加える」をクリック
「量」で加えるノイズの分量を指定する。画像のニュアンスを変えるだけなら、2%~6%程度のノイズを加えるだけでOK
それまでテカテカしていた単色の画像に、微細なノイズが加えられることによって落ち着きがもたらされた
ノイズ追加前と追加後の違いは、レイヤーパネルの「スマートフィルタ」の表示・非表示を切り替えられば、一目瞭然だ。元に戻したい場合は、スマートフィルタごと削除すればOK
2015年10月19日 23時00分