【まとめ】ブログ記事でユーザーに有料課金できる「ペイウォール」をWordPressに構築しよう


tensoumatome.jpg
海外メディアや、国内の一部大手サイトで導入が始まっている「ペイウォール」方式。記事の途中から有料ユーザーのみが読める仕様になっているウェブサイトだ。熱心なファンがいるサイトを持っている人は、広告モデルではなくペイウォールでのマネタイズに挑戦してみよう。


■ 広告モデルに代わるマネタイズ手法「ペイウォール」

「ペイウォール」とは「課金の壁」、記事の中に課金ユーザーのみが読める境界線を設置する手法だ。記事の前半部分は無料で、後半が有料になっているケースが多く、主に新聞などのジャーナリズム系のメディアを中心に広がりつつある。
これまでペイウォールを導入するには、大規模なシステムの構築が必要だったが、最近登場したWordPress用のプラグイン「Simple Membership」を利用すれば、簡単な設定で会員制のサイトを構築し、記事単位での課金設定が行える。
自分のサイトをもっと効率よくマネタイズしたいが、広告モデルでの運用には限界を感じている……という人は、ペイウォールによる、直接的な課金モデルの導入に挑戦してみよう。


■ 独自ドメイン+WordPressでペイウォール用サイトを構築

まずはペイウォールを導入するメディアを作るところからはじめる。有料課金サイトは信頼性が命なので、ウェブにおける信頼性の証である独自ドメインの利用は必須。「お名前.com」で独自ドメインを取得し、同時にサーバも登録しよう。「お名前.com」ならドメインの設定からWordPressのインストールまで、簡単な手順で行えるぞ。
  
詳しくは前回記事のコチラ→
WordPressプラグインと独自ドメインで読者に課金できる会員制サイトを構築する


■ 記事にペイウォールを設定して有料課金機能を実装

お名前.com」で独自ドメインのWordPressの準備ができたら、「Simple Membership」を導入しよう。インストールできたら、さっそく有料課金の設定をする。課金方式(月額固定か記事単位か)を選択できるほか、記事のどの部分にペイウォールを設置するかを指定したり、ユーザーによって課金のレベルを複数作成することも可能。有料課金メディアで発生する幅広いニーズに応える機能を備えているのだ。

詳しくは前回記事のコチラ→
ブログの記事を有料課金化!登録ユーザーのみが読めるコンテンツを作成する


「Simple Membership」の課金は、決済サービスのPaypalを通して行われる。WordPressやプラグイン自体がお金を扱っているわけではないので、セキュリティ面の心配は不要だ。
また「いきなり有料課金制を導入するのはためらわれる」という人は、まずは無料ユーザー登録を設定して、一部の記事を登録ユーザーに限定して公開してもいい。無料ユーザー用と有料ユーザー用にコンテンツを分けて提供もできるので、読者の反応を見ながら少しずつ取り入れていくのがオススメだ。
  
なお、今なら「お名前.com」ではドメイン登録実績1,200万件突破記念キャンペーンを実施中。人気ドメインが"30円"からの最安値でゲットできるぞ。記事のテーマに合ったドメインは、キープしておくのがオススメだ。
  
「課金制のブログを作る」と聞くと敷居が高そうだが、「お名前.com」の独自ドメインとレンタルサーバ、それに「Simple Membership」があれば、誰でも簡単に有料の記事を公開できる。自分のメディアを持っているなら、マネタイズの新たなテクニックとして、ぜひチェックしておこう。


2016年03月29日 16時54分
©教えて君.net All Rights Reserved.