定番ツール「WWWC」を使った通販サイトのレアモノ監視テク

PCショップの直営サイトのような特定ジャンルの専門店などはAmazonでは品切れになっているような人気商品も手に入りやすい。しかしこういった中小の通販サイトでは、AmazingFreeのような在庫チェックツールが存在することは少ない。そこで、汎用のウェブページ更新チェックツールを使って、商品情報ページの更新をチェックしよう。


オススメの更新チェックツールは「WWWC」だ。RSSが登場する以前はウェブ巡回の定番ツールだっただけあって、柔軟な動作設定が可能で使いやすいぞ。通販サイトのページでは、在庫状況や価格が変更されていなくても、メニューなどの部分が変化して更新とみなされてしまうことがある。ウェブページ中の特定の部分を抜き出して更新チェックを行う「フィルタ」の機能を利用して、在庫状況や価格の部分だけを監視させるようにしよう。

■ WWWCで中小ネットショップの在庫状況をチェック

WWWC
  
作者:Nakashima Tomoaki


監視させたい通販サイトの商品情報ページのソースを表示し、在庫状況や価格が記述されている部分を探し、前後の目印となる文字列を見つけよう。この例の場合、「在庫有り」の直前の「font」タグは、ほかの場所にも出現しているので、その前の「IMG」タグを目印にすればいい。後ろの目印は「</FONT>」でOKだ


WWWCの初回起動時にインストール先フォルダに作成される「filter.txt」をテキストエディタで開き、「SI」、商品情報ページのURLの変動部分(商品番号など)を「*」に変えたもの、抜き出したい部分の直前の目印となるような文字列、抜き出し部分の直後の目印を、Tab文字で区切って記述して保存する。なお、目印の文字列に日本語が含まれている場合は、認識に失敗しないように「*」に置き換えておこう


WWWCを起動したら、左のツリーでフォルダの右クリックメニューからプロパティを開き、自動チェックの設定を行おう。「共通の~」のチェックを外して、「追加」で設定画面を開き、チェック間隔などを設定して「OK」を押す


監視したい商品の商品情報ページをIEなどで開き、アドレスバーのアイコンをWWWCのウィンドウにドロップして登録しよう


登録した項目の右クリックメニューから「プロパティ」を開き、「全般」ページで分かりやすい名前に変更したら、「チェック」のページで「チェック方法」をの「内容の変化でチェック」にチェックを入れよう


チェックが実行されて更新が検出されれば、このような通知ウィンドウが表示される。項目をダブルクリックすれば、登録したURLが開かれるぞ

■ Tips:激安祭りで大量注文


通販サイトでは、信じられないくらいの激安販売が行われて、掲示板などで祭りになることもある。単なる薄利多売の安売りから、赤字前提での商品PR、価格の設定ミスまで、理由はさまざまだ。時には、何百個でも買ってしまいたくなるような商品の激安販売も見かけるが、一度に大量に注文できることは少ない。チマチマと手作業で注文を繰り返すのは面倒だ。モタモタしているうちに品切れになってしまう。ツールを使って、注文の操作を自動化しよう。マウスやキーボードの操作を記録してワンタッチで再現できる「UWSC」がオススメだ。操作は高速で再生されるので、短時間でたくさんの注文を行えるぞ。

UWSC
  
作者:うみうみ

■ 楽天を監視するなら「楽天Watcher」



mazonと並ぶ大手ネット通販サイト「楽天市場」の商品の在庫監視と自動注文を行いたければ「楽天Watcher」を使おう。時間限定のタイムセールを狙って自動注文する機能も用意されているぞ。

楽天Watcher
  
作者:コアラ
2009年01月13日 19時42分
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