携帯メールの打ちすぎで発症する「ドケルバン病」とは?

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携帯電話のボタンを猛スピードで打っている光景は今や見慣れたものだが、親指にかかっている負担について考えたことはあるだろうか。携帯メールによる指の酷使が原因の「ドケルバン病」を患う人が、近頃増加しているという。

親指の使いすぎが原因で、手首にある親指を動かす腱が炎症を起こすのが「ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」だ。携帯電話に限らず、親指を酷使する仕事やスポーツに関わっていると発症する可能性が高い。ホルモンバランスの影響から妊娠時、産後や更年期の女性がかかることが多いが、最近では30代の症例も増えてきているという。
具体的な症状は、手首の親指側に痛みがあり、腫れたり熱を持ったりする。親指を曲げたり広げたりが痛くてできない、といったもの。
治療方法は、患部を固定しステロイド剤を注射するほか、酷い場合は簡単な手術が必要になることもある。手首の痛みに気付いたら、すぐに病院にかかるようにしよう。

ケータイメールで親指酷使…手指の不具合訴え急増

2009年02月13日 21時01分
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