パソコンが異常に熱いのですが大丈夫でしょうか?

ずっとアツいようだと壊れる可能性がある。冷却対策を施そう。
最近の高性能なパソコンパーツの中には、使っているとギンギンにアツくなってしまうモノが結構ある。放置していると、マシンが不安定になったり、最悪の場合、パーツが壊れてデータが吹っ飛んでしまうことだってあるので注意が必要だ。パソコンの冷却はしっかり行っておこう。
パソコンの冷却で重要なのは、ケース内での空気の循環をよくすること。ケースファンを増設するとより安心だ。
空気の流れは、ケース前面は吸気、背面は排気にするといい。空気の流れる方向は、ファンをよく見ると側面に矢印で書いてあるぞ。また、ファンのスペックを見て、音量が20dB以下のものを使えばうるさくなることもないぞ。
状況にもよるが、CPU、ハードディスクの温度が常時50度を超えるようなら要注意。「SpeedFan」を使えば、パソコン内の温度をチェックできるぞ

空気の循環をよくするには、ファンを取り付けるのが効果的。ケースの背面に、アイネックスの80mm静音ファン「CFX-80S」 実売1650円 を取り付けた

アイネックス「HDC-501シリーズ」 実売2780円 は、5インチベイ2段を使って前面から外気を取り入れられるようにするパーツ。このパーツにはハードディスク3台を取り付けられるベイも装備されている

ケースファンやHDC-501シリーズのファンの電源は、マザーボード上にある3本ピンのコネクタから取るので接続しておこう

パソコンの電源ユニットも結構熱を持つパーツ。ダイヤテックの「PLS360」 実売2万4800円 は、ACアダプタを使ってパソコンに電源を供給できるので、熱源となる部分をケースの外に隔離することができる

冷却対策を施したら「SpeedFan」で効果のほどを確認してみよう。HD0、HD1と書いてあるのがHDDの温度。そのほかの項目についてはマシンによって表示が異なってくるが、CPUやチップセットの温度などが表示される。これが常時50度を超えるようなら危険信号だ

2007年06月06日 00時26分
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