液晶ディスプレイにしたら画面の文字がギザギザに見える。

液晶パネルの表示に最適化されたフォント「ClearType」表示を試してみるべし
標準状態のウインドウズのフォント表示方法はCRTモニタ ブラウン管 時代のものを基準にしており、液晶画面に表示したときにギザギザして見えてしまうという欠点がある。こうした欠点を解消してくれるのが「ClearType クリアタイプ 」機能だ。ClearTypeは、液晶でフォントを表示する際に最適化された表示方法で、XPではデフォルトでオフになっている。コントロールパネルの「画面」からClearType設定にすることで、大幅に文字の可読性を上げることができるはずだ。
ただし、ブラウザなどで標準的に使われるフォント「MSPゴシック」では、6~14ポイントという一番よく利用する文字サイズでClearType表示が適用されない。そのため、せっかくの液晶向けのきれいなフォントの恩恵にあずかれない。ブラウザの文字表示をきれいにするならMSPゴシックではない、ほかのフォントを指定するといいだろう。

通常のフォント表示をしているところ。英数字の表示がギザギザになっているのが分かる

ClearType表示にするには「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」を開き「画面」をダブルクリック

画面のプロパティが現れたら「デザイン」タブを開き、「効果」ボタンをクリック

「次の方法でスクリーンフォントの縁を滑らかにする」にチェックを入れて、下のドロップダウンメニューから「ClearType」を選択して「OK」をクリックすればClearTypeが有効になる

「CDTV」「OP」といった英字の表示が滑らかになった

2007年06月19日 00時02分
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