世は幕末!皇国と新政府の争いに参戦せよ「ブレイドクロニクル」

MMORPGといえば中世ファンタジー、というありきたりなパターンを打破する野心作が「ブレイドクロニクル」だ。黒船の来航と異世界の妖物に脅かされている幕末乱世の「日ノ本」で、プレイヤーは皇国と新政府に分かれ、敵陣営と争いつつ愛刀を鍛え武士の高みを目指す。

■ 皇国と新政府に分裂した戦乱の日ノ本に降り立つべし

MMOPRGといえば猫も杓子も剣と魔法のファンタジー世界。戦士や魔法使いが出てくるネトゲにはもう飽きた、という人にプレーしてもらいたいのが「ブレイドクロニクル」だ。
異国船の来航によって平和が破られた極東の島国「日ノ本」。開国し帝による治世を望む「皇国」と、武士による幕威回復を図る「新政府」の2大勢力が争う中、この世ならざる「妖界」の侵食により現世の理から外れた「妖物」が異常増殖しつつある。そんな世界に降り立ったプレイヤーは、皇国と新政府のいずれかの陣営に所属し、味方と協力しながら敵勢力や妖物との戦いに身を投じることになる。
熱いのは世界観だけではない。ブレイドクロニクルではプレイヤーキャラよりも、武器の育成が重要な鍵を握る。各武器には経験値があり、戦闘を重ねることで武器が成長・強化され、新しい剣技も使えるようになる。逆に言えばプレイヤーのレベルが高くても、武器が弱ければ戦闘力は低いまま。ほかのRPGのように強さに応じて武器を使い捨てるのではなく、「刀は武士の魂」の言葉通り、一心同体になるまで武器を愛用し命運を共にするシステムとなっているのだ!

マウスジェスチャーを取り入れた独特の操作体系もユニーク。左クリックをしながらマウスを動かすことで、上下左右からの剣撃が行える。また、そこからさらにマウスを動かして連続攻撃に移行することも可能。剣撃の方向によってダメージを与える範囲が変わるので、敵の位置や耐性を見ながら攻撃を繰り出すのがポイントだ。

■ 刀は武士の魂!一心同体になるまで技を磨き上げる

ブレイドクロニクルで重要なのは武器の育成。使い続けることで武器は成長し、攻撃回数が増えたり新しい剣技を使えるようになる。武器は同時に3本まで身につけることが可能。相手によって武器を持ち替えながら、刀折れ矢尽きるまで戦い続けるのだ

戦闘を左右する要素がだ。守備力の高い守護の型、一撃の威力の大きい重撃の型などがあり、装備する武器によって自動的に決定される。型によってマスターできる固有の剣技があるほか、ステータスにボーナスが付くなど奥深いシステムとなっている

町の鍛冶屋にいる刀鍛錬職人に頼むと、武器を鍛錬して火、水、風、雷のいずれかの属性を追加できる。敵の苦手な属性を帯びた武器で攻撃すれば大ダメージを期待できるぞ。鍛錬には特殊な素材が必要になることがあり、場合によっては失敗に終わることも

■ 皇国、新政府、そして妖物…戦乱に身を投じ刀を振るう

プレイヤーは新政府皇国のどちらの陣営に所属するかを決めなければならない。陣営に分かれた後は、敵陣営の本拠地の町に入れなくなり、敵陣営のプレイヤーとパーティを組んだりフレンド登録を行うのも不可となる

もし中立エリア以外の場所で敵陣営のプレイヤーと出会ったら、その場で戦闘を覚悟しなければならない。また、両陣営のプレイヤーが集団参戦して雌雄を決する合戦もたびたび行われている

敵は相手陣営だけではない。日ノ本はこの世ならぬ妖界とそこから溢れ出てくる妖物によって侵食されており、高レベルの猛者は陣営を問わず妖界に出撃して現世への侵攻を食い止めている。妖界は合戦中に突如出現し、両軍を大混乱に陥れることも

■ 乱世の都で待ち受ける物語

勢力によって文化の違いを楽しめるのも特徴の1つ。皇国の中心は変革の都・遠海。海外との交流の活発な港町だ。反対に新政府の拠点となる継承の都・古賀は古い伝統を持つ城下町となっている

プレイヤーは好きな町に自宅を構えて活動拠点にできる。武器の保管や持ち替えなどが行えるほか、好きな家具を自由に配置したり模様替えをすることが可能

ほかのMMORPGと同様にイベントも多数行われている。和風の世界観にマッチするよう見事にアレンジされているので見物だ

ストーリーを進めていくことで、さらに新たな世界が広がってゆく。魅力的なキャラクターや強力なアイテムの数々がプレイヤーを待っているぞ!

■さっそくブレイドクロニクルの世界に行ってみよう!

ブレイドクロニクルをプレーするには、公式サイトからまずメールアドレスを登録。送信されてくるメールにあるURLから会員登録ページへと移動し、会員登録を行う。後はゲーム本体をダウンロードしてログインすればよい。もちろん、ゲームへの参加は完全無料。さっそくブレイドクロニクルの世界へと飛び込んでいこう!

ブレイドクロニクル

2010年03月22日 17時46分
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