パソコンを買うときに最低限チェックすべきスペックを教えてください。

まずはCPUの種類、次にメモリとHDDの容量をチェックしよう。
パソコンのカタログを見ると、いろいろ難しい用語がズラズラ並んでいるので、わけが分からなくなってくる。しかし高い買い物なのだから、購入前にきちんと下調べはしておいた方がいい。
まずチェックするべきは、CPUの種類だ。CPUとはパソコンの中で計算を担当する、一番大切な部分。つまり「パソコンの頭脳」だ。これが速ければ速いほど、いろいろな作業をサクサクこなせる。特にオススメなのが、1つのCPU内に、計算する部分を2つぶち込んだ「デュアルコア」のCPU。Core 2 Duoならかなり強力。安く抑えたいならPentium Dual‐Core、Athlon 64 X2もいいぞ。
メモリはパソコンが処理を行うときに、一時的にデータをためておく部分。この容量が大きければ、巨大な画像ファイルや動画ファイルを快適に扱える。XPなら最低512Mバイト、Vistaなら最低1Gバイト、できれば2Gバイト程度は積んでおきたいところだ。
HDDはデータを格納しておく部分だ。これは大きければ大きいほど、極生ファイルを大量にため込める。今なら250G~320Gバイトクラスがコストパフォーマンスが高いぞ。

現在一般的に使われているCPUには上記のようなモノがある。速度を重視するなら、Core 2 DuoかAthlon 64 X2がオススメ。どちらもデュアルコアなので、たいていのアプリは快適に使えるぞ。またPentium Dual-Coreも、Core 2 Duoほどではないが速く、そこそこ安いのでお買い得。とにかく安く抑えたいという人はSempronという選択肢もありだ。ディスクを増設してそこにインストールすると、マシンの再起動時にこのような画面が表示され、XPとVistaのどちらで起動するか聞いてくる。「以前のバージョンのWindows」だとXP、「Microsoft Windows Vista」だとVistaが立ち上がる

メモリ容量は多ければ多いほど、サイズの大きいファイルを快適に開ける。デジカメ画像を頻繁に取り扱うときは必須。XPなら512Mバイト、Vistaなら1Gバイトが最低ライン。できれば、XPなら1Gバイト、Vistaなら2Gバイトは搭載しておいた方がいいだろう

HDDはパソコンのデータを格納する重要なパーツだ。激生ファイルとかをため込むようになると、いくらあっても足りなくなるぞ。ノートなら100Gバイト以上、デスクトップなら250~320Gバイトくらい積んでおくとだいぶ余裕を持って使える

2007年08月24日 00時03分
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