Vistaマシンが遅い メモリを増設した方がいい?

メモリは多めに積もう。ReadyBoost機能も試そう。
Vistaはきちんと環境が整っていれば、XPより速く動く場合もある。しかし古めのスペックのパソコンに入れると、動作がすごくもたついてしまう。
特に、メモリ容量はたっぷりあった方がいい。通常の使用時でも1Gバイトは必須。できれば2Gバイト程度は積んでおきたいところだ。ノートパソコンなどで、どうしてもメモリの増設が難しいときは、高速なUSBデバイス USBメモリなど を一時的にメモリ代わりに使える「ReadyBoost」機能を使うとマシンが速くなる。
Aeroを使う場合は、ちょっと速めのビデオカードを搭載しておくと、デスクトップやウインドウなどの描画にCPUパワーをあまり使わなくなるので、全体に動作が速くなるぞ。

ReadyBoostに対応する高速なUSBデバイス USBメモリやUSB HDDなど を、VistaマシンのUSBポートに装着すると、自動再生画面に「システムの高速化」という項目が表示される。これを使うと、USBデバイスもメモリ代わりに利用することで、メモリ不足を補える

Aeroインタフェースを使っている場合は、高速なビデオカードがあるとCPU負荷が減って快適に使える。写真は「ELSA GLADIAC 573 128MB」。速度的には最高速というほどでもないがこの程度あれば十分。ビデオチップのファンがないので、動作音が静かなのが特徴だ

USBメモリの場合は「ReadyBoost対応」と記されている高速タイプの製品を1本用意しておくと便利。写真はバッファロー「RUF2-Rシリーズ」。実売価格は1Gバイトモデルで1万2800円、2Gバイトモデルで2万2800円程度

2007年08月24日 00時19分
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