パスワードを設定しても、他人のアカウントからパスワードを削除できるんですが、それじゃあ意味ないんじゃ?

確かにセキュリティ的には無防備なのと同じだ
Windows98の環境だと、パスワードを設定していても、パスワードを設定しているファイルやアカウントのファイルを削除することでパスなしでログインすることが可能になってしまう。そんな場合は、Windows2000やXPの環境を使えば、ユーザーアカウントの設定は「Administrator」などの管理者権限を持っていなければ削除できなくなっている。アカウントの設定ファイルへアクセスしようとしても一般ユーザーの場合は拒否される。しかしプライベートなファイルなどは設定によっては見られてしまう可能性がある。これでは意味がないのでどうしても見られたくいないファイルなどはZIP圧縮したファイルにパスワードをかけておくのが安全だ。今回は有名圧縮ソフト「WinRAR」でのZIPパスワード暗号化の方法を紹介する。なお、WindowsXPのシェルでもパスワードをつけることは可能だ。WinRARのインストールが面倒な人は「@IT」のページを参考にしてほしい。

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ZIP圧縮するファイルを選択してから右クリックし「書庫に圧縮」をクリック

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設定ウィンドウが開いたら、書庫形式は「ZIP」を選択する

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次に「高度」タブをクリックし、「パスワード」をクリック

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パスワードを「パスワード」と「パスワードの確認入力欄」へ入力する。(パスワードが短いと解析される恐れがでてくるため、特殊文字を交えながら長いパスワードを入力しておくとより安心だ)

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あとは「OK」をクリックすれば、パスワード暗号化されたZIPファイルが生成されるぞ

2007年09月15日 20時29分
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