何もしてないのにHDDからやたら音がする。俺のVistaマシン壊れちゃった?

自動デフラグなどがコッソリ実行されているはずだ。イヤなら切っちゃえば?
Vistaマシンの電源を入れっぱなしにしていると、自分は何も操作していないのに、HDDのアクセス音がやたらカタカタ鳴るときがある。「キモい 」と思うかもしれないが、これはVistaが、OSの動作を快適にするための処理をコッソリ実行してくれているからだ。壊れてはいないと思うので、取りあえず安心していいぞ。
例えば、自動デフラグでは、HDD内のファイルの配置を最適化することで、HDDのアクセス速度を向上させてくれる。また、スパイウェア駆除ソフトの「Windows Defender」も定期的にディスクを検査するので動作音がするのだ。
しかし、動作音がうるさいとか不気味と感じる人もいるだろう。そういうときは自動実行をしないよう、設定を変えてしまえばいい。その分、動作速度や安全性が低下する可能性はあるので、これらのソフトはときどき時間があるときに、手動で実行するようにしておこう。

自動デフラグを止めるときは、スタートメニューの「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」で「ディスクデフラグツール」を選択。「スケジュールに従って実行する」のチェックを外す

Windows Defenderの自動スキャンを停止する場合は、スタートメニューの「すべてのプログラム」→「Windows Defender」で「ツール」をクリックして「オプション」を選択する

「コンピュータを自動的にスキャンする」のチェックを外すと、Windows Defenderの自動スキャンが停止する。手動でスキャンする場合は「スキャン」ボタンをクリックすればいい

Windows Updateも標準だと自動で実行され、更新プログラムをHDDにダウンロードしていく。「手動アップデートでOK」という人は、スタートメニューの「すべてのプログラム」から「 Windows Update」を選択し「設定の変更」をクリック

「更新プログラムを確認しない」にチェックを入れて「OK」をクリックすると、Wind ows Updateによる自動更新が止まり、HDDのアクセス音も軽減される。なお、手動でのアップデートは必ず定期的に行おう

2007年10月03日 00時20分
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