「コピー「と「貼り付け」を自在に操作できる高機能なクリップボード管理ツール

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コピーとペーストは文章編集の基本だが、コピーして貼り付ける前に、別の要素をコピーしてクリップボードが上書きされてしまい、やり直しになることがよくある。「Clibor」はクリップボードの履歴から過去のコピー内容を呼び出せる。さらに、複数の要素を連続してコピー・貼り付けも行える多機能なツールだ。

「Clibor」はクリップボード管理ツール。Ctrlキーの2回押しで、マウスカーソルの位置にコピー履歴ウインドウを表示。過去にコピーした内容を再度ペーストができる。
また、FIFO(First In First Out)モードでは、連続してコピーした内容を、その順番どおりにペーストすることが可能。コピー、ペースト、コピー、ペースト、と繰り返す作業のときに、FIFOモードを使えばまとめてコピー、まとめてペーストで処理できるのだ。
このほかにも定型文を登録したり、クリップボードの内容を自動整形できるなど、豊富な機能に対応している。上手く使いこなせば、日常的なコピペの処理が大幅に効率化されるだろう。

■ クリップボードを記録しコピー順にペースト

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Clibor」をダウンロードして起動。タスクトレイに表示されたのを確認

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キーボードの「Ctrl」キーを2回、続けて押すと、マウスカーソルの位置にクリップボードの履歴が展開される

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過去にクリップボードにコピーした項目から、再利用したいものをクリック。これでコピーされたので、ペーストすれば貼り付けが行える

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「Clibor」の機能の中でも特に便利なのが「FIFO」モードだ。タスクトレイのアイコンを右クリックして「FIFOモード」を選択すると有効になる。

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FIFOモードの状態で、複数のデータを続けざまにコピーすると、それらが順番通りにクリップボードに保存される

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Ctrlキーの2回押しでクリップボード内を確認しよう。コピーした内容が表示される

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別のペーストしたい場所で「貼り付け」を繰り返すと、コピーした順番で吐き出される。なお、コピーした順番とは逆(最後にコピーしたものが最初に来る)に貼り付けられる LIFOモードという機能もある

2014年05月11日 23時25分
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