カギなし金庫状態の外付けHDDから情報ダダ漏れ
外付けハードディスクドライブ(HDD)は「USBポートにつなげばすぐ使える」のがウリ。普段は押入れや引き出しにしまっておけるので、バックアップ用途にももってこいな便利デバイスだ。しかし便利な反面、ちゃんと情報流出対策してないと大変なことに!
そもそも消えないようにバックアップしたいと思うような「大事」なファイルは、過去のメールのバックアップだったり、年賀状の宛先だったりする。つまり、これらのデータを盗まれると個人情報ダダ漏れの大事件になるのだ。
外付けタイプのHDDを通常接続しているパソコンから外し、別のパソコンにつないだら、当然認識してデータはコピーし放題になる。これだとパソコンをパスワードで守ろうが、USBメモリでカギをかけようが関係ない。データの取り出しはほんの数分で済むので、盗む側としてはとても安全(?)な作業といえるのだ。
ノートPCにつなげば即認識。容量にもよるが、数分もあればデータのコピーは終了する。外付けHDDは便利だが、その分リスクも大きい
対策は「カギのかかるHDDを選ぶ」こと
最近では本体にハード的にカギのかけられるタイプや、データ盗難防止のソフト付き外付けHDDが発売されている。どちらも値段は従来品と変わらないので、データの盗難が気になる人はこうしたタイプを選ぶとよいだろう。
セキュリティソフト付属のバッファロー製外付けHDD「HD-HCU2」シリーズ
本体単体にパスワードロックなどのセキュリティ機能を搭載したロジテックの外付けHDD「NEXAS(ネグアス)」シリーズ
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2007年12月03日 17時11分