Windows Vista(RC1)を調教するカスタマイズツール「TweakVI」

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先日Windows VistaのRC1(リリース候補版)が公開されたばかりだが、早くもVista用のカスタマイズツール「TweakVI」が登場している。「窓の手」とか「Win高速化XP+」とかと同系のツール。プラグイン形式で、プラグインを追加すると設定項目が増えるのだが追加プラグインが有料、という配布形式だ。フリー版で使えるプラグインだけでもカナリの数の設定項目を弄れるし、後述する「ディスクレイアウトの最適化」機能など、Vistaらしいカスタマイズ項目も多い。気が早い感がなくもないが超旬ツールで紹介しよう。なお、「TweakVI」はVistaのRC1以降専用で、Beta2では動作しない。

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「TweakVI」を作者のページからダウンロードしインストール。途中コンポーネント選択画面で「Basic」を選択すれば無料版。

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インストール後起動し「Start the freeware version」をクリック。なお、「TweakVI」インストールによって、デスクトップに「Standby」「Shutdown」「Reset」のショートカットも作成される。不要ならインストール中の設定で無効化するか、インストール後に削除しよう。

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メインウインドウ左カラムでカテゴリーを選び、右側でプラグインにマウスを載せると説明が表示され、クリックするとプラグインが起動する、という動作。「System Information~」の「Hard drive~」プラグインをクリック。

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「Prefetcher and Superfetch optimization」で「ディスクレイアウトの最適化」を行う。よく使うツールを素早く起動するためにディスクレイアウトを最適化する、というVistaの新機能なのだが、デフォルトではなかなか実行されないため、通常は面倒な手を使って手動実行する必要がある……という解説はMYCOMジャーナルの記事に任せるが、「TweakVI」を使えば、最適化を簡単に手動で行うことができるのだ。

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日常的に使うツールを起動させた状態で「Memory Optimization~」プラグインの「Check the optimal RAM」をクリックすると、そのマシン(でVistaと起動中ツールを快適に使うため)に必要なメモリ量が表示される。……1024MBのテストマシンで、他に何も起動させていない状態で試したところ、「最低256MB追加せよ」とのこと。

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「Visual Tweaks」「Desktop tweaks~」プラグインも面白い。

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「Chanmge desktop style」でデスクトップアイコンの表示方法を変更できる。

この他にも、特定機能を無効化する系のカスタマイズ・視覚効果など余分な処理をカットする系のカスタマイズをはじめ、非常に多くのカスタマイズ項目が用意されている。RC1を試しにインストールしてみた人は、ついでに「TweakVI」も入れて色々弄ってみるのがオススメだ。

2006年09月16日 22時30分
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