VistaサイドバーガジェットがXPでも使える「Thoosje Vista Sidebar」

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WindowsVistaで採用されたサイドバーガジェットをXPでも使えるようにする、を目標に開発されている海外製フリーソフト「Thoosje Vista Sidebar」。残念ながら「互換性確保は次期バージョンから」とのことだが、現状でも14種類のVista用GadgetがXPでも動作する。おそらく、今後はVista標準Gadget形式のデスクトップユーティリティが世界中で多数開発されていくはず。Vista導入予定のないXPユーザーは、今後の互換性確保に期待しながら導入してみよう。また、作者ページによると「Vista標準サイドバーと比べてメモリ消費量が半分で動作も高速」とのこと(未検証)なので、互換性確保後はVistaユーザーにとっても「サイドバーの本命」となる可能性がある。XP・Vista両ユーザー共に、今後のバージョンアップに要注目なツールだぞ。

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「Thoosje Vista Sidebar」を作者のページからダウンロードしインストール。

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初回起動時、ネットワークアダプタの検出が行われる(ネットワーク通信量計測ガジェットの動作のため)。正しいアダプタが表示されていることを確認し「はい」。

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サイドバー上部の「+」でガジェット選択ウインドウを開く。現時点では、Vista標準Gadgetを「Thoosje Vista Sidebar」に移植する形で、作者サイト内解説ページに記述されている通り、14種類のGadgetが利用可能だ。使いたいガジェットをクリックして表示させ、ドラッグで場所を調整しよう。左側のボタンでサイドバーの外観を選択することもできるぞ。

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サイドバーを完成させていこう。一度表示させたガジェットを取り消したい場合は、ガジェット選択ウインドウ上で当該ガジェットをクリックする点に注意。

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各ガジェットに関するメニューは、そのガジェット上の何処かにあるボタンで開く。RSSガジェットの場合は、右上の三角ボタンをクリックし「Preference」でRSSのURLを登録。

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タスクトレイアイコン右クリック「Preferences」で「Thoosje Vista Sidebar」全体の設定ウインドウ。「Appearance」タブの「Z-Order」でウインドウ表示位置の変更、「Shadow」で陰影処理の設定などを行うこともできる。

2007年02月07日 23時54分
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