一瞬黒い画面が出るだけで何も起こらないソフトって何のためにあるの?

テキストのみで入出力を行う、古くからある方式のプログラムだ。
実行すると黒いウインドウが表示されるソフトは、「コンソールプログラム」や「CUIプログラム」などと呼ばれている。テキストのみで入出力を行う、古くからある方式のプログラムだ。一部のコンソールプログラムは、単に実行すると説明などを表示してすぐに終了してしまうので、何も起こっていないように見える。
このようなソフトは、「コマンドライン引数」で実行させたい処理を指定する必要がある。コマンドライン引数付きでプログラムを実行するには、「コマンドプロンプト」というプログラムに実行させたいコマンドを入力するのが基本だ。頻繁に同じ処理をさせたい場合は、「BATファイル」に記述しておいてそれを実行するという方法もある。
初心者には敷居が高いコンソールプログラムだが、便利なソフトも多数存在する。さまざまなツールを使いこなせるヘビーユーザーを目指すなら、ぜひとも使い方を覚えておきたい。

まずはコマンドプロンプトを起動する。スタートメニューの「プログラム」→「アクセサリ」内にあるが、「ウインドウズ R」キーで「ファイル名を指定して実行」を呼び出し、「cmd」と入力した方が手っ取り早いぞ

次に、実行したいプログラムのパスを入力する。キーボードから入力してもいいが、ウインドウにファイルをドロップすれば一発で入力できる

プログラム名だけを入力して実行した場合、コマンドライン引数の書式などが表示されるはずだ。付属のドキュメントに詳しい説明が書かれている場合もあるぞ

プログラム名だけを入力して実行した場合、コマンドライン引数の書式などが表示されるはずだ。付属のドキュメントに詳しい説明が書かれている場合もあるぞ

メモ帳などにコマンドラインの内容を記述し、拡張子「.bat」で保存すると、そのコマンドラインを実行させるためのBATファイルができる。ダブルクリックするだけで決まった処理を実行できるぞ

2007年06月02日 00時17分
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