外付けハードディスクのデフラグに時間がかかりすぎるんだけど

転送速度、空き容量、常駐ソフト。原因はさまざま。まずはセーフモードでデフラグしてみよう
そもそも、外付けハードディスク HDD を接続するUSB2・0インタフェースは、内蔵HDDをつなぐATAPIよりも転送速度が遅い。HDD上のデータを整理し、読み書きを高速化するデフラグにも時間がかかりがちだ。数百GバイトのHDDともなると、1晩以上かかることもある。
ただし、作業前にチェックしておきたい点はある。デフラグはHDDの空き領域にデータを移して、並べ替えを行うため、空き容量が少ないと一度に整理できるデータ量が減り、作業は遅くなる。不要なファイルを整理してからデフラグをかけるようにしよう。
「何日たっても終わらない」なんてときには「セーフモード」でパソコンを起動してデフラグしてみよう。
ウインドウズをいつものように起動してデフラグすると、ウイルス対策ソフトやスクリーンセーバーなどがHDDにアクセスするたびに処理が中断されてしまう。その点、最小構成でウインドウズを起動する「セーフモード」でパソコンを立ち上げれば、常駐ソフトなどによる余計なHDDアクセスを止められる。補助ツール「すっきり!!デフラグ」を使えば、セーフモードでのパソコンの再起動からデフラグまで、すべて自動で作業できるぞ。

すっきり!!デフラグを起動したら、万が一に備えて、現在のパソコンの状態を「復元ポイント」として保存する

操作画面の形式は、画面の指示どおりに作業を進めればよい「ウィザードモード」を選択しよう

作業の内容を選択。「デフラグ→自動終了」を選ぶと、デフラグ完了後、自動的にパソコンを終了してくれる

「ドライブを選択する」をクリック

外付けHDDドライブのドライブレターにチェックを入れる

すっきり!!デフラグでは、デフラグ前に不要なデータの削除ができる。「ごみ箱」は空に、「テンポラリフォルダ内のファイル」と「IEキャッシュ」は削除しておこう

確実にデフラグを完了させたいなら「セーフモード シェル入れ替え実行」をクリックし、次の画面でデフラグを「すぐに実行する」

2007年12月30日 00時27分
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