初心者相手の遠隔操作を超簡単に行う「Instant Housecall」

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遠隔操作ツールを「トラブっている人を助ける」という目的で使う場合、初心者相手にどうやってツールを導入させ、自分と接続させるかが重要になる。「Instant Housecall」は、この点において非常にコンセプティブで高性能な遠隔操作ツールだ。

「Instant Housecall」は、初心者救助用の遠隔操作ツール。遠隔操作する側、つまり自分の方の導入も面倒がないし、遠隔操作される側、つまり救助する初心者側の操作がとにかくミニマム。サイトにアクセスして自分(遠隔操作する側)のIDを入力させれば自動でツールが導入されるのだ。PFWやルーターなど、ネットワーク周りの設定などを行わなくてもOKだし、通信は暗号化されている。遠隔操作終了後には、操作される側のツールがワンクリックでアンインストールされる……という機能まで搭載されているので、助けてあげた後に「遠隔操作ツールをコンパネからアンインストールするんだよ!」とか電話口で怒鳴る必要もない。「初心者救助用」という目的を、なかなか深く理解している遠隔操作ツールだと言えるだろう。

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まずは自分(遠隔操作する側)が、「Instant Housecall」のクライアントツール(遠隔操作する側ツール)を公式サイトの「PROVIDE REMOTE SUPPORT」「Specialist Sign-In」クリックでダウンロードしインストール。途中でID(「Specialist Login ID」)の作成を行う。

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相手を「Instant Housecall」にアクセスさせ、自分(遠隔操作する側)のIDを入力させて「Get Support」。「実行する」をクリックさせる。相手(遠隔操作される側)はID作成などが不要だ。

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「I Agree」「Install」でサーバーツール(遠隔操作される側ツール)インストールを行わせる。インストール後に表示されるウインドウには自動で自分(遠隔操作する側)のIDが設定されているので「Invite」。

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自分(遠隔操作する側)に「Incoming Call」が表示されるので「Accept」。

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遠隔操作が開始される。

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遠隔操作ツールとしての機能は標準的。表示倍率の変更やクリップボード共有は可能だ。デフォルトだと256色表示だが、設定内からフルカラー化することもできる。

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遠隔操作終了後、相手(遠隔操作される側)にポップアップウインドウが表示される。「いいえ」をクリックさせれば、サーバーツール(遠隔操作される側ツール)のアンインストールが行われる。

執筆:tokix (tokix.net)

2008年10月02日 11時07分
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