パスワードを10回間違えるとデータを破壊するUSBメモリ

切り出したアルミのような質感がクールなUSBメモリ「Ironkey」は中身もひと味違う。USBメモリ全体にかけられたパスワードの認証に10回間違えるか、チップに直接アクセスするなどの不正アクセスを関知したときに内部の制御チップが自らを破壊。一切のデータ読み込みができなくなってしまうという“自爆USBメモリ”だ。


暗号化は256bitのAESを採用しており、転送速度は読み込み30MB/s、書き込み20MB/sとなっている。価格は 69.99ドル(1GB)、99.99ドル(2GB)、129.99ドル(4GB)、249.99ドル(8GB)。オフィシャルサイトによると、“世界で最もセキュアなUSBメモリ”と唱っており米軍などで利用されることを前提としたもので、実際に米軍がアフガニスタンなどでこのUSBメモリを利用しているとのこと。材質はエポキシ樹脂で物理的な攻撃にも強い。残念ながらこの特殊な仕様によって北米以外には輸出不可能だが、個人用途ではここまでして守りたいデータは持ち歩かないかも。

IronKey Secure USB Flash Drive DEMO
デジタルガジェット備忘録: 自爆フラッシュメモリ

2008年12月01日 12時53分
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