USBメモリを刺したときの動作を自動マクロ化する「exeUSB」

最近はUSBメモリにインストールできるソフトが数多くリリースされており、USBメモリは手軽に持ち歩けるポータブル環境として利用されている。その中でも「exeUSB」はソフトやフォルダ操作を自動化させて、USBメモリの使い勝手をさらに向上させられるツールだ。


指定できる動作は「フォルダのコピー」「ファイルのコピー」「ファイルの実行」「待機」「デバイスの停止」の5つ。これらを組み合わせることで、例えばダウンロードソフトを起動して30秒待機し、ダウンロードした内容をUSBメモリ内にコピーした後で、安全に取り外せるようにデバイスを停止する……といった一連の作業を、すべて自動で行えるようになるのだ。設定方法は前述した5つの動作を実行させたい順に追加していくだけなので非常に簡単。USBメモリだけでなく、ポータブル型の外付けHDDやSDカードでも同様に動作を自動化できるぞ。

■USBメモリの操作を自動化する

exeUSB


exeUSBが起動していない状態ではUSBメモリを接続しても動作しない。「設定」→「基本設定」で自動起動するように設定しておこう


「フォルダコピー」のアイコンをクリックする


コピー元のフォルダとコピー先のフォルダを設定。USBメモリを接続すると自動的にフォルダのコピーが行われるようになる


「ファイルの実行」をクリックしよう


設定したファイルが実行される。USBメモリ内にあるツールの実行ファイルを指定すれば、USBメモリを接続すると自動的にツールが起動するようになる


ほかにも待機やデバイスの停止といった機能がある。同じようにして設定を追加していこう


一連の設定が完了したら「○」をクリックすると、設定が反映される。exeUSBが起動している状態でUSBメモリを接続すると、登録した作業が自動実行されるぞ

2009年05月11日 22時43分
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