“黒いiTunes”、「Songbird」最新版は双方向同期が可能に

iPodやiTunesと互換するツール・サービスは多数あるが、とにかく軽量で便利なもの! という人にオススメなのが「songbird」だ。これはオープンソースのライブラリ型音楽プレイヤーで、Firefox互換のGeckoエンジンによるブラウザ機能も搭載しており、音楽の再生、管理、ブラウジングなどがコレひとつでできてしまうのだ。


songbirdは特定のフォルダやiTunesのライブラリを常時監視し、自動的にライブラリに組み込んでくれる。ブラウザはFirefox同様にアドオンを組み込むことができ、ダウンローダなど自分に合った機能を付加できるのが大きな特徴だ。

半年ぶりにバージョンアップされたsongbirdの最新版では、iTunesと完全に同期しており、songbirdで音楽を追加すると、iTunesにも追加されるようになった。また、音楽ファイル内にあるid3タグなどを利用した、音楽ファイルのフォルダ分け機能などが追加されているぞ。

■iTunesと双方向で同期するライブラリ型プレイヤ

Songbird
Songbird - Open Source Music Player
Songbird Add-ons


公式サイトからファイルをダウンロードし、「Songbird_1.2.0-1146_windows-i686-msvc8.exe」を実行。セットアップを完了させる


初回起動時はiTunesからのインポート、エクスポート、インストールするアドオンを選択するセットアップ画面が立ち上がる


アドオンを読み込み、メイン画面が立ち上がる。インタフェースはiTunesそっくり。リストをダブルクリックで再生。画面上部のジャンルやアーティスト名でフィルタリングできる。アルバムアートワークのほか、セットアップで「mashTape」アドオンをインストールしていれば、アーティストの詳しい情報も表示されるぞ


特別なアクションは必要なく、iTunesに入った曲はsongbirdに、songbirdに入った曲はiTunesにも追加される


Ctrl+Tキーを押すと新しいタブが開かれ、アドレスバーにURLを入力することでブラウザ機能が利用できる。アドオンをうまく組み合わせればどんどん便利になっていくぞ

2009年06月24日 15時55分
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