ウインドウズ8のファイル消失現象の原因?ごみ箱行きの確認ダイアログを復活させる

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ウインドウズ8に乗り換えてからというもの、気が付いたらファイルがなくなっている……という経験をしたことはないだろうか。ウインドウズ8ではファイルの削除時に確認のダイアログが表示されなくなっている。誤操作の危険があるので、ダイアログを復活させておこう。

ウインドウズ7までは、ファイルをごみ箱に移動する際、確認のダイアログが表示されていたが、ウインドウズ8からは、このダイアログは非表示がデフォルトの設定となった。
操作の手間が1つ省けたのは確かだが、この設定は非常に危険だ。ファイルの操作中、誤ってDeleteキーに触れたが最後、ファイルはごみ箱に直行してしまう。確認のダイアログが表示されないので、利用者が気付かないうちにファイルが削除されてしまった……なんてことになりかねない。
ウインドウズ8にしてからというもの、ファイルが行方不明になることが増えたという人や、仕事上、絶対にファイルを消失させられないという人は、確認ダイアログを復活させておくといいだろう。

■ ウインドウズ8で削除前の確認ダイアログを表示

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ウインドウズ8でファイルを削除する際には注意が必要。例えば、普通にファイルを削除しようとすると……

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確認画面が表示されず、ファイルは即座にゴミ箱の中に入る。右クリックからの削除ならいいが、もしファイルを選択している状態で、何かの拍子にキーボードのDeleteキーを押した場合、気付かないうちにゴミ箱行きになってしまう可能性がある

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ごみ箱に入れる前に確認のダイアログを表示させるには、デスクトップの「ごみ箱」アイコンを右クリックして「プロパティ」を開く

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「プロパティ」で「削除の確認メッセージを表示する」にチェックを入れておこう

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これでファイルを削除する前に、必ず確認のダイアログが表示されるようになり、間違って削除する誤操作を予防できるのだ

2013年07月24日 23時36分
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