ウインドウズ8で「WindowsによってPCが保護されました」とエラーが出る
ウインドウズはバージョンを重ねるごとに、実行ファイルの起動に厳しくなっている。ウインドウズ8では、出所が明らかでないフリーソフトのEXEファイルを実行しようとすると、「Windows SmartScreen」によってエラーが出ることがあるので、注意が必要だ。
フリーソフトをインストールしようとしたところ、「WindowsによってPCが保護されました」と警告画面が表示される……。これはウインドウズ8より導入された機能「Windows SmartScreen」によるもの。フィッシング詐欺やマルウェア感染の疑いのあるプログラムの実行を予防するための機能だが、たまにどう考えても安全なソフトの実行を邪魔することもある。
この画面が表示されたら、「詳細情報」をクリックすればOKだが、一度で済むインストールの場合ならともかく、ソフト本体のEXEファイルが引っかかっている場合、起動のたびにSmartScreenのエラーが表示されることになり、かなりうっとうしい。ファイルのプロパティから、保護を無効にする設定方法も覚えておこう。
■ 「WindowsによってPCが保護されました」の警告を回避する
フリーソフトなどの実行ファイルをダウンロードし、ダブルクリックで起動しようとすると……?
「WindowsによってPCが保護されました」と表示されることがある。「OK」をクリックすると画面が閉じてしまい、実行ファイルが起動されない
この制限を回避するには、警告ダイアログの中にある「詳細情報」のリンクをクリックする
「実行」ボタンが表示されるのでクリックしよう。ダイアログが閉じてEXEファイルが起動するぞ
毎回ソフトを起動するたびに警告ダイアログが表示されるのがうっとうしい場合は、ファイルを右クリックしてプロパティを開き、「全般」タブで「ブロックの解除」をクリックしよう。次回から警告ダイアログが表示されなくなるぞ