エクセルで毎回のパスワード入力が面倒。認証を解除する方法ない?

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仕事で重要なエクセルのファイルをメールでやりとりする場合、情報の漏洩を防ぐためにパスワードを設定することが多い。しかし、エクセルを開くたびにパスワード認証を行うのは面倒。パスワードを解除したバージョンを作成する方法を覚えておこう。

エクセルで重要なデータを扱う場合、毎回起動する際にパスワードの入力を求めるよう設定されていることがある。情報漏洩を防ぐ上で必要な機能であることは分かるが、何度も起動するファイルの場合、毎度毎度パスワードを入力するのは面倒だ。パスワード付きのエクセルファイルから、パスワードの付いていないバーションを作成し、簡単に開けるようにしておこう。
なお、パスワード解除版を作成するには、当然、パスワードを知っている必要がある。また当たり前のことだが、パスワードを解除した後のデータは誰でも開いたり、内容を改変できるようになっているので、取り扱いには充分に注意しよう。

■ エクセルのファイルに設定されたパスワードを無効化する

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仕事のメールでやりとりする重要なエクセルのファイルにはパスワードが設定されていることが多い。しかし、手元で何度も変更を加える場合、起動するたびにパスワードを入力するのは面倒だ

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エクセルを開いてパスワードを解除した状態で、「ファイル」から「名前を付けて保存」をクリックしよう

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ファイルの保存画面が開くので、「ツール」から「全般オプション」をクリックしよう

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「全般オプション」のダイアログが開く。「読み取りパスワード」が設定されているのを確認

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「読み取りパスワード」を削除して、空欄の状態で「OK」をクリック。そのままファイルを保存しよう。これでパスワードの設定されてないエクセルのファイルが作成できるぞ

2015年08月20日 23時20分
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